2019 年05 月17 日
ピルスナー・ウルケル(Pilsener Urquell)
ビールは約5000年頃前にメソポタミア文明の中で生まれたとされていますが、19世紀の初め頃までは高品質のビールを大量に造る技術がまだ確立されていませんでした。そんな中で、1842年にチェコの首都プラハの南にあるピルゼンという町でピルスナー(Pilsener)ビールが誕生しました。現在、世界各国のビールの主流となっているホップの苦みを特徴としたアルコール度4.5〜5%で淡色の下面発酵ビールを総称する「ピルス(Pils)」はピルスナーの略です。今はビールといえばピルスナータイプのビールを指すことが大半ですが、当時としては世紀の大発明でした。その元祖ともいうべきピルスナービールの代表格がピルスナーウルケル(Pilsener Urquell)です。ウルケルとは「源泉」という意味で、ピルゼンの地下からこんこんと湧き出る水を使って地下の洞窟で発酵させ、木樽に貯蔵するという造り方を1842年の創業以来、今も変わらずに守り続けています。
そんな「ピルスナーウルケルの樽生ビール」を、「ぴるぜん」で6月4日からお楽しみいただけます。
投稿者:ぴるぜんat 18 :18| 日記