2006 年06 月01 日
宗教について
インドには多神教のヒンドゥー教徒と一神教のイスラム教徒。それを足して2で割るシーク教徒。仏教徒に超禁欲主義のジャイナ教徒、拝火教のパールシー教徒がいればアミニズムも根強く残っているといった多宗教がインド社会には混在しています。ヒンドゥー教が支配的ですが、人口の13.4%にあたる1億5000万人のイスラム教徒がいるそうです。ヒンドゥー教徒にとって牛はシバ神の乗り物で「聖なる動物」ですから食べませんがイスラム教徒は食べても問題はありません。豚はイスラム教徒にとって「汚れた動物」ですが、ヒンドゥー教徒にとっては関係ありません。しかし、ヒンドゥー教徒は牛を調理した人間が料理する豚を食べる事ができません。イスラム教徒にとっては、豚を調理した人間が料理した牛はタブーです。というような複雑な理由で、街の食堂には牛肉や豚肉のメニューはありませんでした。肉料理の肉は羊の肉か鶏肉でした。
投稿者:ぴるぜんat 22 :35| 日記 | コメント(1 ) | トラックバック(0 )
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◆コメント
明日香の都には神が住んでいる。その名を「太子」という。日本の宗教は分かりやすいですわ。
投稿者: 歯抜け爺 : at 2006 /06 /01 23 :17