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2006 年12 月14 日

ワイン造りの失敗から生まれたのが・・・

シャンパンです。発泡性のワインをスパークリング・ワインと呼んでいますが、白だけではなく、ロゼや赤の物もありますよね。有名なのはシャンパーニュ(シャンパーニュ地方で生産された葡萄を使用したもの)ですが、イタリアではスプマンテ、スペインではカバ、ドイツではゼクトと呼ばれています。
シャンパーニュ地方は寒い気候のために、葡萄は秋遅くに収穫されるのですが、冬が早くに訪れてしまうとワインがボトルに詰められた時にはまだ醗酵が終わっていないことが時々ありました。春になって気温が上がってくると、瓶の中で醗酵が再び始まり、泡が発生して、その圧力でボトルが割れてしまうことがありました。コルク栓がまだ使われていなかった当時は、より強い発泡性を持たせるために、豚の膀胱で瓶を完全に密封して醗酵させていたそうです。
ベネディクト会の修道士であったドン・ペリニオンが、このスパークリング・ワイン造りの基本原理を確立したんだそうです。
坊主


投稿者:ぴるぜんat 14 :25| 日記 | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

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