2007 年02 月16 日
お支払いは『麦』ではなく、日本円でお願い致します。
紀元前1800年頃に、メソポタミアのバビロニア王国第6代王のハムラビが定めた法典です。古代のバビロニアでは、労働者には賃金の一部としてビールが支給されていたそうです。そのために、ビールに関する条項が多くあります。当時のビァホールでは代金は麦で支払わなければならず、銀を要求したり高い値段を付けることは禁止されていたそうです。108条には『ビール酒場の女がビールの分量を誤魔化したときは、罰として水の中に投げ込む』、109条には『手配中の犯人がビール酒場に逃げ込んだ場合、これをかくまったら店主は死刑』、110条には『尼僧がビール酒場にビールを飲みに立ち寄ったときは死罪』と。他にも、『ビールを水で薄めて販売した者は溺死刑に処す』とか、『ビァホールで反乱の相談をしているのを通報しなかったら店主は死刑』と、酔いも醒めるような厳しい条文が列記されています。
「ぴるぜん」では、分量を誤魔化したり、水で薄めたり、高い値段を付けるようなことは一切いたしておりません。くれぐれも反乱のご相談はなさらないで下さい。また、申し訳ございませんが手配中のお方はお立ち寄りにならないで下さい。そして、ビールの代金は麦ではなく日本円でお支払いいただけますよう、伏してお願い申し上げます。 店主軽薄
投稿者:ぴるぜんat 11 :31| 日記 | コメント(0 ) | トラックバック(0 )