2008 年04 月16 日
セラ寺
大昭寺から真北に6km程の所にあるセラ・ウツェ山麓に建っているこのセラ寺と、先のデプン寺と、ラサの東へ40kmの所にあるガンデン寺をゲルク派三大寺院と呼んでいます。デプン寺より3年後の1419年に創建され、多くの高僧を輩出してきたゲルク派の学問寺です。1897年(明治30年)に、日本に伝えられた漢訳の経文ではなく、インドの仏典の原形を留めているチベット語訳の経典を学ぶ為に神戸港を旅立ち、インドからネパールを経て、4年をかけて鎖国時代のラサに潜入した河口慧海がチベット仏教を学んだのがこのセラ寺です。
写真はセラ寺のチェ・タツァン(学堂)です。ダライ・ラマの寝所でもあったそうです。
投稿者:ぴるぜんat 22 :57| 日記 | コメント(0 ) | トラックバック(0 )