2008 年11 月19 日
インディアン水車
ふ化事業に用いるサケの親魚を捕獲するため、川を堰き止めて設けた魚道に設置される捕魚車を「インディアン水車」と呼んでいます。伊藤一隆という人物が明治19年に水産事情調査のためアメリカに渡った折に西海岸のコロンビア川で見聞して日本に紹介したもので、インデイァン水車といってもネイティブアメリカンが発明したものではないのだそうです。写真は千歳川に設置されたインディアン水車で、年間およそ30万尾のサケを捕獲するのだそうです。千歳川の川底をガラス窓から覗ける設備もありますが、橋の上から30分ほど川面を見ていましたが鮭は一匹も溯上してきませんでした。ちなみに、川を遡上してくる鮭は身に脂が無く、卵も固くて食用には適さないのだそうです。
投稿者:ぴるぜんat 22 :03| 日記 | コメント(0 ) | トラックバック(0 )