2009 年03 月04 日
Bhota (土伯特)
西蔵自治区(チベット)拉薩の中心部にある大昭寺(ジョカン寺)の屋上からの展望です。1959年にダライ・ラマ14世がインドに亡命して、北インドのダラムサラにチベット亡命政府を樹立してから今年で50年が経過しました。また、昨年3月14日にはこの場所から大規模な抗議行動が起きたこともあり、このところの西蔵自治区・四川省・青海省・甘粛省・雲南省では緊迫した状況が続いていると報道各紙やメディアは伝えています。手前に緑が写っていますが、大昭寺の正面にある柳の木です。この柳はお釈迦様の髪の毛から生えたという、神聖な柳の木なのです。その右に柱が立っています。タルチョという五色の旗が巻きつけられた、天と地を結ぶタルポチェという柱です。右奥にはマルポリの丘(標高3700m)に建つポタラ宮が望めます。正面の三角形の山は薬王山です。
投稿者:ぴるぜんat 12 :23| 日記