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2013年07月26日

現代科学の不安

自然環境を制御しようとする傾向は、すでに、医学、農業、において、遺伝子組み換えーーによる試みがなされています。ただ、不安なのは、そのような影響が、自然界全体に、どのような影響があるのか、今後の経過を見なければわからない状態です。すでに、抗生物質の発達が、新種の耐性菌を生みだしている事実を考えると、将来、諸問題が起きる可能性が有るように思います。しかし、人類は、ついに、天候の制御する試みにまで、及んでいるように思います。

最近、大きい話題になってる原発においても、やはり、科学では制御出来ない、パンドラの箱を開けた結果、3:11の放射能汚染をもたらしたように思います。よくよく、原子力エネルギーの利用には、人間が制御可能な範囲を認識した分野における事柄でないと、いくら経済効果が望め様と進めるべきではないように思えます。この点、原子力発電所は、装置の規模において、事故が起きれば、被害は甚大であり、装置の保守点検においても、無理が有るように思えます。

これらを俯瞰すると、科学、宗教、医学においても、自然と共生する、未来思考が大切に思います。今のまま、人類が進歩を遂げる先には、滅亡が待ち受けているように思えてなりません。何故ならば、森羅万象の寛容さにも、限度があるように思うからです。何となれば、人類は、この自然の産物です。それが自然の流れを乱す存在となれば、自然から排除されるのは、当然の摂理と思えるからです。

投稿者:孜at 10:54| 日記