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2006年6月11日

6.11日食

私的には6月11日というと、2つの日食が記憶に蘇ります。
【その1】1983年6月11日中部ジャワ皆既日食

空の色はもっと明るく、外部コロナはもっと淡く写野の端まで伸びていた。
その色は上画像の方が印象に近い。(下画像は青味が強すぎです)

世界遺産ボルブドゥール遺跡で見た見事な石仏レリーフ

【その2】2002年6月11日朝の部分日食

サロス周期(18年と11日)とは関係ないようです。単なる偶然なのか?

【うんちく?】
皆既日食は、見られる地域が限られるのと皆既時間が短い(数十秒〜5分程度)ため、非常に珍しいように思われています。
しかし、実際には毎年地球上のどこかで必ず1回程度見られる現象です。
皆既日食中は、普段見られない太陽コロナが見えます。その色は強いて言えば真珠色。
また、(望遠鏡を使えば)太陽から無数のスジが髪の毛のように広がっているのを見ることができます。
たいていは海外遠征で見ることになるため双眼鏡程度で外部コロナの観察ということになりますが、できることなら数十倍程度の倍率が出せる望遠鏡を持参し、この無数の髪の毛状のスジを観察されることをお勧めします。
【終わりに】生涯に一度は皆既日食を見ましょう!

投稿者:Ken28at 00:23 | 太陽系・月 | コメント(0) | トラックバック(0)

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