2019 年11 月16 日

6年前在りし日のアイソン彗星@白峰

例年この時期になると思い起こすのがアイソン彗星↓この約2週間後(11/29)の近日点通過時、強烈な太陽熱に耐えられず崩壊してしまった。
---------- 以下6年前11/16未明の同彗星 ----------
本日16日早朝のアイソン彗星↓(一部トリミング:画面左が北方向)

14日朝もびっくらこいたが、今朝は更に驚き仰天させられた>(低空にも関わらず)更に明るくなった!、何よりもコマ付近から幾筋も尾が広がっていた!(Facebookなどでは「クラゲ状態!」と話題になっている。
おそらく鋭眼の持ち主であれば肉眼でも確認できるだろうと思った。2日も経たぬうちに凄く変化している。アイソン彗星は、14日辺りから正に彗星の如く一気に花開いた=ばらけ出し始めた。
↓同、白黒反転処理したもの↓

背面液晶モニタで試写画像を見るなり、コマ付近から何本も尾が広がっているのが分かった。そして、画面の反対側まで伸びている尾があることに気付いた。明朝からは満月目前の月明かりが影響し始めると思われるが、今後、刻々と変わるであろう彗星の変化から目が離せない状況となったのは間違いない。
【データ】2013年11月16日5時1分〜(40秒露光×8枚彗星基準でコンポジット)/NikkorED300mmF2.8→F4/ペンミニE-PM2(ISO3200,RAW)/ビクセンGPD(SynScan改造)赤道儀ノータッチガイド@石川県白山市白峰(西山)
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11月16日早朝のアイソン彗星↓

(前回掲載の)比較的焦点の長い望遠鏡でラブジョイ彗星本体付近を撮ったあと、そのまま望遠鏡をアイソン彗星へ向けた。しかし、ここでノートPCの電源トラブルが発生し、再起動の時間がもったいないので彗星核ガイドは諦めざるを得なかった。短時間露光に切り替えたが、薄明が始まっており撮影枚数を稼げなかった。
↓同、白黒反転処理したもの↓

此処に来て急激な増光と尾の変化を見せているアイソン彗星だが、いささか心配になってきた。一気に崩壊が進んで近日点通過まで保たないのはないか、消滅してしまうのではないか、ということ。太陽表面よりも超高温の太陽コロナの中を通り過ぎることが分かっているので、此処を何とか乗り切れるか?懸念されているが、下手すると通過前に崩壊の恐れもあり得るということ。もちろん、何とか超高温を通過して戻って来て欲しい。その近日点通過まであと10日ほどになった。何とか持ち堪えて欲しい。
【データ】2013年11月16日5時16分〜(30秒露光×2枚彗星でコンポジット)/BORG125ED+0.85RD(fl=680mm)直焦点/ペンタックスK-5(ISO1600,RAW)/ロスマンディGM-8赤道儀ノータッチガイド@石川県白山市白峰(西山)
---------- 以上、当時の投稿記事 ----------
JST11/29,同彗星は近日点通過時の際に強烈な高熱に耐えられず崩壊・消滅してしまった。過去にはイケヤ・セキ彗星がさらに太陽近くを無事通過し、明け方の空に長大な尾を見せたのでアイソン彗星も見事な尾を見せるかもしれないと多くの人が期待していただけに残念な結末に終わってしまった。
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<龍吉>!(^^)!この一件で太陽のもの凄さをあらためて思い知らされた。(^_-)-☆
<はな>=^_^=近日点通過前の姿が見事過ぎた=本体熔解が早く始まったからかもニャー≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚Uこのような彗星がまた現れ、無事に近日点通過潜り抜けて欲しいニャー▽・。・▽

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投稿者:龍吉at 13 :33 | 彗星・流星 | コメント(0 )

2019 年11 月15 日

11/15太陽Hα像

11/15,9時半過ぎと正午前の太陽Hα像※いずれも画像をクリックすると別窓拡大表示します※新活動域に伴う明るい部分が中央下側(南側)へ進出し始め白く明るい部分が目立つようになっていた。が、このすぐ南の新黒点は消滅し無黒点となった。/周縁の紅炎で比較的目立つのは東縁9時方向と北西縁1時方向の噴出。※今回は出かける前と出かけた先で2回観察できた=いつもより長くなるため、追記へも載せますm(_ _)m
↓全体(カラー1)↓11/15,11h52m

↓全体(擬似カラー)↓11h52m

↓東側(カラー1)↓9h38m

↓西側(カラー1)↓9h38m

↓東側(カラー1)↓11h52m

↓西側(カラー1)↓11h52m

↓東側(疑似カラー)↓9h38m

↓西側(疑似カラー)↓9h38m

↓東側(疑似カラー)↓11h52m

↓西側(疑似カラー)↓11h52m

↓追記へ続きます↓
 追記をみる

投稿者:龍吉at 23 :56 | 太陽系・月 | コメント(0 )

1年前11/15彗星2つ

11月も半分過ぎた。予想外にも太陽Hα欠測日数が3日に留まったが、これから以降は貴重な晴天、星夜となることは間違いないだろう。
---------- 以下、1年前11/15未明に捉えた彗星2つ -----------
11月も中旬になり時雨る日が多い。昨夜から今朝にかけて、文字通り雨雲の隙間からようやく話題の2彗星を捉えることができた。その1↓64P/ウィルタネン彗星↓(長辺方向トリミング)

18c46p1114c4ut1323autfcsxsq posted by (C)龍吉
ステラショットで導入補正用に一枚試写したところで雨雲越し撮影となる。orz>試写30秒程度でもあっけなく写った。現在6等台らしい。
↓同、等倍トリミング↓

18c46p1114c4ut1323autfcupsq posted by (C)龍吉
【データ】46P/2018年11月14日22時23分〜(60秒4枚)/EOS6D(HKIR,ISO3200,RAW)/WO-Star71(fl=350mm)/LX200赤道儀改ステラショット制御@自宅星見台HANA


いったんルーフ閉じ、その間ダーク撮影を実行。新彗星が上り始める明け方まで仮眠し、4時過ぎに目覚めたが快曇状態。
薄明で空が青くなり始める頃になってようやく少し雲に隙間ができた。すかさず新彗星C/2018V1(マックホルツ-藤川-岩本彗星)を撮影↓(長辺方向トリミング)

18c18v1d1114c23ut2017autfcsxsq posted by (C)龍吉
第一発見者は米国マックホルツ氏だが、日本人2人(藤川繁久氏、岩本雅之氏)も独立発見している。近日点通過を控えていて、彗星の運動がけっこう速く、8分余りの間に背景の恒星が長く伸びている。>同彗星は今後さらに明るくなり、近日点通過後は夕方の空に見られるようになるとの由。
↓同、等倍トリミング↓

18c18v1d1114c23ut2017autfcupsq posted by (C)龍吉
すでに薄明下で十分な露光がかけられず、かつ雨雲越し撮影で状況最悪だった。写っただけでも吉としよう。撮影後、外を見たら再び雨雲に覆われていた。
【データ】C/2018V1/2018年11月15日5時17分〜(20秒23枚彗星基準)/EOS6D(HKIR,ISO3200,RAW)/WO-Star71(fl=350mm)/LX200赤道儀改ステラショット制御@自宅星見台HANA
【追記(おまけ)】
↓ステラショット画面から46P彗星を導入対象に指定↓

無理やり本撮影を始めたが3枚目でアウト。霧雨のような細かい雨まで落ちてきて強制終了となった。>仕方ないので対物レンズに蓋をしてダーク撮影を先に行う。↓

結局、46Pの画像は、試写画像も含めた4枚だけをコンポジットした。

↓ステラショット画面からC/2018V1彗星を導入対象に指定↓

※星図画面には表れていないが、C/2018V1のすぐ近くに金星とスピカが接近している。
↓C/2018V1を撮影中のステラショット画面↓

【リンク】↓国立天文台Webサイト>天文情報>ギャラリーより
「新彗星を日本の天体捜索者が独立発見」(https://www.nao.ac.jp/news/topics/2018/20181109-comet.html)
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<龍吉>!(^^)!撮影中に霧雨に見舞われるというスリリングな状況だった。(^_-)-☆
<はな>=^_^=日本人2人も独立発見とは、すごいニャー≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚U彗星ってすごいワン(何が?)▽・。・▽

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投稿者:龍吉at 09 :21 | 彗星・流星 | コメント(0 )