2023 年9 月28 日

9年前9/28真昼の土星食

■9/22親父が旅立ちました■>ブログ更新が滞っています。m(_ _)m
以下、過去の同期投稿記事より再掲です。
---------- 9年前2014年9月28日、真昼の土星食 ----------
9/28真昼に起きた土星食を何とか画像に収めることができた↓

当初、雲が多く月を視野導入するのに時間をとられ、潜入は完全に失敗。月を導入しないことにはピントも合わせられない。1時間余りの潜入中に急いで昼ごはんを済ませ、月導入に成功したのは13時15分頃。ピントも定かでないが致し方ない。/試写を繰り返すが空と月のコントラストが無く、土星に至ってはさらに淡くて眼視でも画像でも確認できなかった。仕方ないのでRAW画像も一緒に撮っておいた。/結果的に、JPEG画像では判然とせず、RAW画像をTIF変換したものをさらに8枚コンポジットすることで、ようやく土星像らしきものを浮かび上がらせることができた。

アストロアーツ社のWebページによると、出現は13時23分(京都)、33分(東京)となっていたが、当地では27分だったようである。
【データ】2014年9月28日13時27分〜(1/500×8枚スタック×3コマ合成)/Mead178MC+0.63RC(fl約1680mm)/富士X-T1(ISO200,RAW→TIF)/ビクセンSXD赤道儀ノータッチ@自宅前
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<龍吉>(-_-;)真昼の土星食は初めて。当初、真昼の逆三日月を見つけるのに大変手間取った記憶がある。(^_-)-
<はな>=^_^=そのため、潜入時は間に合わなかった。真昼の細い月はとても探し辛いということを実感したニャり≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚Uこれは思わぬ難物と、RAW形式で複数枚連写しておいて良かった。JPEG1枚では無理だった気がするワン▽・。・▽

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投稿者:龍吉at 21 :02 | 太陽系・月 | コメント(0 )

2023 年9 月24 日

9/24太陽Hα&可視光像

9/24,11時の太陽Hα&可視光像※各画像をクリックすると別窓に等倍表示します※可視光黒点は3433,3435,3438,3439,3440,3441,3442,3443,3445,3446群で計10群。3445群でフレア発生した模様。ダークフィラメントは3345群や3440群付近など彼方此方に影を確認。周縁の紅炎はどの方向にも噴出上がっているものの目立つものは見当たらなかった。
↓Hα全体像(カラー1)10h51m↓

↓可視光全体像(白黒)11h0m↓

↓Hα全体像(白黒)

↓Hα全体像(カラー2)↓

↓可視光東側等倍(白黒)↓

↓可視光西側等倍(白黒)↓

↓北東側等倍(白黒)↓第2象限

↓北西側等倍(白黒)↓第1象限

↓北東側等倍(白黒2)↓第2象限

↓北西側等倍(白黒2)↓第1象限

↓南東側等倍(白黒)↓第3象限

↓南西側等倍(白黒)↓第4象限

↓南東側等倍(白黒2)↓第3象限

↓南西側等倍(白黒2)↓第4象限


【データ】2023年9月24日10時51分(57fps×18秒71%)/ASI178MM(Gain200, Gamma55,Shutter1.5ms,ROI2400x2080,L,SER)/LUNT60THa(fl=500mm)/PENTAX65赤道儀@南砺市自宅前
【データ】可視光/同日11時0分(49fps×18秒75%)ASI178MM(Gain80,Gamma50,Shutter0.9ms.ROI2400x2080,L,SER)/対物D5フィルター付TS65mmセミアポ屈折(fl=500mm)/他は上と同じ
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<龍吉>(-_-;)実は、22日親父(満98歳)が旅立ち喪中。この太陽像は通夜の日9/24昼に観察したもの。(^_-)-
<はな>=^_^=翌日葬儀の日9/25は好天だったが、さすがに時間確保できずアウト。当然だけどニャー≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚U翌日9/26から天候はパッとせず今日9/27は小雨混じりだった。晴れが来て欲しいワン▽

☆彡お知らせ☆彡太陽Hα&可視光像専用ページを特設しました。観察した太陽Hα像を月毎に一覧できます。
■■今ご覧の)このページは従来通り(太陽も含めた)天文全般で継続します■■

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投稿者:龍吉at 21 :46 | 太陽系・月 | コメント(0 )

2023 年9 月23 日

18年前アンタレス食

9/21は18年ぶりにアンタレス食があるという。結果的に言うと、当日は天候不良もあり残念ながら観察不能となった。そこで、18年前のアンタレス食の記事を再掲します↓
---------- 2005.3.31アンタレス食記事より ----------
↓潜入は雲に阻まれ出現のみ観察となったが、その後、伴星出現の瞬間を捉えていたことが分かった↓

↑左:伴星出現時(※) / 右:主星出現時↑
※伴星(5等級)は露光不足で、左画では殆ど分からない。>心眼で!
★恥ずかしながら、アンタレスに伴星があったことを当初全く知らなかった。(大恥)
 その後、伴星のことを知り、しかも出現はこの伴星から始まったことを西はりま天文台の動画像で確認。

☆↑出現は、(手にカメラレリーズを持ったまま)76EDガイド鏡(×30)で眼視で監視していた。以下、その状況↓
(伴星のことは知らなかったので)なかなかアンタレスが出てこない..と思っていたら、いきなり暗い星が出現!→「あれっ?」→とりあえずシャッター切る(=背面液晶モニターに写っていない)→アンタレス出現(おぉっ..)という感じ。
↓赤マーカー辺りがアンタレス伴星※2↓

☆その後、いろいろなWebサイトでアンタレス伴星のことを知り、さらに西はりま天文台の動画像で伴星出現後約6.5秒かかって主星アンタレスが出現したのを見て、これはひょっとして..?と思い、再度D70で撮った元画像を原板サイズで点検したところ、ちゃんと伴星が写っていたことが分かった..という次第。カメラって正直。カメラは事実をちゃんと捉えていた。※2
【データ】2005年3月31日01h35m08s/35m27s 撮影時間1/15秒/ニコンD70(ISO800,RAW)/ボーグ12.5cmED屈折+×レデューサー(合成fl=680mm)/センサー赤道儀@自宅前
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<龍吉>(-_-;)当時の記述から、潜入時は雲に阻まれ失敗、出現時はアンタレス伴星の出現から捉えていた。(^_-)-
<はな>=^_^=と、後から知った。=アンタレス伴星の存在を知らなかったのが何とも情けないニャー≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚U小口径でもアンタレス伴星を分離検出できたのは、口径による分解能では無く数秒間の月の移動だったワン▽・。・▽

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投稿者:龍吉at 23 :56 | 太陽系・月 | コメント(0 )