2006年11月7日
馬頭星雲
GM8オートガイドによる天体画像の第2弾は「馬頭星雲」
暗黒星雲は、文字通り真っ黒なので直接見ることができませんが、バックに(自ら光る)散光星雲があればその光を遮るので黒いシルエットとして観ることができます。
馬頭星雲は、その典型例です。
上画像で斜めに横切っているのは人工衛星。
合成に使った画像4枚中の1コマに人工衛星が入りました。
↓その人工衛星が入った画像
【メモ】赤経05h38m赤緯-2°26′(1950分点←ふ、古い)
視直径約10′距離1000光年
★オリオン座三ツ星のうちζ(ゼータ)星付近のIC434散光星雲(画像で赤く広がった部分)をバックに浮かび上がった暗黒星雲の形が馬の首に見えることからこの名前が付いています。
ζ星すぐ近くの明るい星雲(NGC2024樅の木星雲という)は、空さえ暗ければ小口径(口径8cm程度)望遠鏡でも存在は確認できますが、馬頭星雲の眼視確認は非常に難しいです。
それは、バックの散光星雲IC434が樅の木星雲よりも暗いためです。
馬頭星雲の眼視確認には口径15cm以上が必要とされます。
★コツとしては、明るいζ星(2等星)が近くにあってこれに目が眩んでしまうので(馬頭星雲の位置さえ把握しておけば)敢えて視野からこのζ星を外して見るのがよいとされます。
【データ】2006年10月28日02時〜
いずれもキスデジ(IRC除去改、ISO1600,RAW)/4枚コンポジット
ボーグED12.5cm屈折直焦点(f=680mm)
GM8赤道儀+76ED(STV)オートガイド/自宅前で撮影
暗黒星雲は、文字通り真っ黒なので直接見ることができませんが、バックに(自ら光る)散光星雲があればその光を遮るので黒いシルエットとして観ることができます。
馬頭星雲は、その典型例です。
上画像で斜めに横切っているのは人工衛星。
合成に使った画像4枚中の1コマに人工衛星が入りました。
↓その人工衛星が入った画像
【メモ】赤経05h38m赤緯-2°26′(1950分点←ふ、古い)
視直径約10′距離1000光年
★オリオン座三ツ星のうちζ(ゼータ)星付近のIC434散光星雲(画像で赤く広がった部分)をバックに浮かび上がった暗黒星雲の形が馬の首に見えることからこの名前が付いています。
ζ星すぐ近くの明るい星雲(NGC2024樅の木星雲という)は、空さえ暗ければ小口径(口径8cm程度)望遠鏡でも存在は確認できますが、馬頭星雲の眼視確認は非常に難しいです。
それは、バックの散光星雲IC434が樅の木星雲よりも暗いためです。
馬頭星雲の眼視確認には口径15cm以上が必要とされます。
★コツとしては、明るいζ星(2等星)が近くにあってこれに目が眩んでしまうので(馬頭星雲の位置さえ把握しておけば)敢えて視野からこのζ星を外して見るのがよいとされます。
【データ】2006年10月28日02時〜
いずれもキスデジ(IRC除去改、ISO1600,RAW)/4枚コンポジット
ボーグED12.5cm屈折直焦点(f=680mm)
GM8赤道儀+76ED(STV)オートガイド/自宅前で撮影
投稿者:Ken28at 19:08 | 星雲・星団 | コメント(0) | トラックバック(0)