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2017年5月23日

5/23未明71P/クラーク彗星

昨晩5/22も雲とPM2.5?の影響で透明度悪かったが21日晩ほど酷くはなかった。南低空のさそり座アンタレス付近に表記の周期彗星71P(クラーク彗星)が居るということで、口径10cm,F4屈折で検出を試みた。↓71P/クラーク彗星↓

※いずれも画面上が北方向※
この辺りは、写真に撮るとアンタレス周辺の散光星雲や暗黒星雲がカラフルに写ることで知られている。71Pがその暗黒帯から逃れて南の糠星密集地帯へ出たところで、糠星と紛らわしく見つけにくい。まだ暗黒帯を通過中の時の方がパッと見つけやすかったのではないかと思う。
↓X2Drizzle画像

↓同、等倍トリミング

現在11等台らしい?が、周囲の糠星と区別し難いながらも写野中央に確認は出来た。ひとえにステラショットによる自動導入と導入補正機能のおかげだと思う。透明度の良い状況下、大口径で明るい光学系で撮られた画像では画面2時方向へ尾があるのが確認できる。機会あればC9.25などで狙ってみたい。
【データ】71P/クラーク彗星/2017年5月22日15時54分(UT)〜(60秒23枚)/EOSkissX7(ISO3200,RAW)/BORG100ED,F4屈折(fl~400mm)/LX200赤道儀(STV自動ガイド)@自宅星見台HANA
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投稿者:龍吉at 17:50 | 星空・星座 | コメント(0)

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