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2017年10月20日

県内カノープスは晩秋が好機

冬の悪天候を考えると、県内カノープスは秋が観察好機です(とはいえ、画像は12/19に撮影したものですが、、汗)
↓9年前2008年12/19@氷見市寺尾で撮影した県内カノープス(Takumar28mm/KissDX)
24時21分↓
Canops_0786pbuxt
↑カノープスは、画面中央下(山の稜線近くの「▼」)
★「カノープス」とは★
りゅうこつ座α星で明るさは-0.6等。位置:RA=06h23m57s/DEC=-52゜41’44
県内でカノープスを見るには、この時期を逃すわけにはいかない。
本県は北緯36度30分〜37度内の範囲であるため、(90゜−52゜−37゜=1゜の計算により)地平線より約1度高度があるはずだが、実際は、本県が(北以外の全ての方角は)3000m級〜1000m級の山で囲われているため、平地からこの星を拝める場所は皆無に近い。(県境の山々に上れば見えるだろうと思われる。)
さらに困ることは、りゅうこつ座が見られるのは冬の時期であること。
本県では降雪期と重なり晴天が殆ど望めない。かつ、積雪のため山間部へは上れない。で、県内でカノープスを拝むためにはこの時期(秋)低空まで澄み切った明け方に見るしか手がない。なお、秋の山はクマ出没の恐れがある。
↓E-410/85mmレンズ(135換算170mm望遠)による証拠画像↓24時26分↓
Canops_2791pbsx

■■データ■■
2008年12月19日24時15分〜30分
【上】KissDX(ISO800,RAW)/smcTakumar28mmF3.5→F4
【下】E-410(ISO800,RAW)/NikkorAi-S85mmF1.4→F2.8
カメラ三脚固定@氷見市寺尾

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投稿者:龍吉at 11:10 | 星空・星座 | コメント(0)

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