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2020年7月7日

今宵は新暦七夕なれど、、、

本日7/7は新暦「七夕」。だが、毎年のように豪雨災害に見舞われる時期に「七夕」はあり得ない。「七夕」はやはり旧暦がふさわしい。ちなみに、2020年の旧暦7/7七夕(伝統的七夕)は現行太陽暦では8月25日で、当然のことながら梅雨明け後となる。(国立天文台Web記事:https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2020/08-topics01.html より)
ところで、現行新暦7月7日に自宅で七夕の星が見られたのは10年前の2010年だった↓その証拠画像↓

↓同、星座線入り↓

↑職女星(ベガ)は夏の大三角右上の輝星、牽牛星(アルタイル)は、右下の輝星↑
幸いにもこの年は梅雨の悪天候に阻まれることも、月明かりに邪魔されることも無かった。
旧暦七夕の日だと、必ず上弦(半月)前の月齢7の月が西低空にあり、天頂付近には織姫星(ベガ)が輝く。新暦7/7では日付と月齢が一致しないので、満月近い月が空を明るくする場合も起こりうる。今年の新暦七夕7/7も満月過ぎた月が南東天に上っている。
↓2年後2012年7月3日深夜に撮影した夏の大三角↓

↓同、星座線入り↓

2010年以降、現行新暦7/7に星見(&撮影)できた晩は無い。それほどこの時期の晴天率は悪い。天候だけでなく、満月直射で天の川もろくに見えない晩が七夕というのも解せない。なので、「七夕」は旧暦7/7で祝った方が良いと思う。
【データ上2枚】夏の大三角/2010年7月7日24時48分〜25時03分(2分露光×6枚コンポジット)/EOS Kiss Digital X(ISO800,RAW)/SIGMA17-70mm広角端F2.8開放/タカハシTG-SD改ノータッチガイド@自宅前
【データ下2枚】2012年7月3日23時52分〜(40秒露光×8枚比較明)
ニコンD700(ISO400,RAW)/Zenitar16mmFishEye絞りF2.8-F4の中間/三脚固定@自宅
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☆彡夏の行事としての「七夕まつり」は全国各地にある。旧暦に合わせて「七夕まつり」を行う場合、毎年「七夕の日」がズレるのはあまり芳しくない。そこで、単純に1か月遅らせた8月7日とか、8月第1週の週末とか、にズラしている箇所がある。折衷案といったところか。
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<龍吉>!(^^)!少なくとも、新暦7/7を「七夕」とするのはかなり無理がある。(^_-)-☆
<はな>=^_^=今年の「七夕」はまだ1か月半以上先のことになるニャー≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚U日付を単純に新暦へ移行させても無理がある。旧暦7/7は毎年日が異なるのでネット等で調べる必要があるワン▽・。・▽

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投稿者:龍吉at 17:30 | 星空・星座 | コメント(0)

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