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2022年4月15日

比較試写>月齢7.1と8.2

昨日に続き朝から曇雨天=太陽観察不能。orz/4/8,ISS月面通過(昨日記事)の際に気になったことがあり、以下、翌4/9晩の月齢8.2を試写し、比較検討してみたことについて。↓
【1】16bit,SER優位とはいえ、8bit,SERはそんなに劣るのか??
野外用の比較的小型ノートPCは何世代も前のi7中古マシン。非力さを補うべく16bit,SER保存とすることである程度のクオリティを保ちつつ、取りこぼしなく動画保存しているが、8bitデータの方がキャプチャ―速度は改善する。それでもクオリティ重視で16bitにした方がいいのか?
↓月齢8.2(全体像)16bit,SER↓=30秒間で約450コマ取得

↓月齢8.2(全体像)8bit,SER↓=30秒間で約600コマ取得

ぱっと見、そんなに16bitと8bitに差は無いように思われる。>だったら20fpsまでキャプチャー速度上がる分8bitが優位?にも思えるが、、。
↓月齢8.2(中央等倍トリミング1200ドット平方)16bit,SER↓=30秒間450コマ

【データ】月齢8.2/2022年4月9日21時44分(15fps×30秒)/ASI533MCP(Gain300,Gamma70,Shutter2.0ms,16bit,SER)/長光60アクロ屈折(fl=1200mm)/ADVX赤道儀@自宅星見台HANA
↓月齢8.2(中央等倍トリミング1200ドット平方)8bit,SER↓=30秒間600コマ

【データ】月齢8.2/2022年4月9日21時42分(20fps×30秒)/ASI533MCP(Gain300,Gamma70,Shutter2.0ms,8bit,SER)/他は上と同じ
【2】月面を533MC写野1枚に程よく収めるにはfl=1200mm程度でいいか?
解像度を上げるには口径を大きくしflも長めの方が良い?但し、大気状態(シーイング)も大きく影響する。その次に優先すべきは、口径か?焦点距離か?
↓4/8,ISS月面通過直前の月齢7.1(全体像)16bit,SER↓=30秒間450コマ

↓4/8,ISS月面通過直前の月齢7.1(中央等倍トリミング)16bit,SER↓=30秒間450コマ

【データ】月齢7.1/2022年4月8日17時57-18時1分、他3ショット/ASI533MCP(Gain300,Gamma65,Shutter1.0ms,16bitFITS)/C9.25+0.75RC(fl=1763mm)/GM-8赤道儀@小松市二ツ梨町
☆彡シーイングは4/8の方が良かったように思う。月の位置がほぼ天頂付近だったことが好結果をもたらしたようだ。翌日の月は西に傾き始めており大気に揺らぎが見られた。なので、約4分の1の口径6cm,F20アクロマート屈折望遠鏡で撮影した。細部を見ると明らかに4/8夕の月齢7.1が精細な画像になっている。実寸拡大しないで見れば、口径6cm屈折で撮った月もさほど粗は目立たない。しかも手軽に撮影できる。同じ9日晩に口径4倍大きなC9.25(口径23.5cm)で撮影したとしても、口径6cmで撮った画像と然程差はないのではないかと思う。シーイングの良否はそれほど精細さに影響を与える。
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<龍吉>!(^^)!コマ数多く撮影してコンポジットするなら、8bitでも構わないのではないかと思った。(^_-)-☆
<はな>=^_^=先のISS月面通過ではキャプチャ―不安定&不揃いになったことを思うと8bitで速度安定を図った方がいいかもニャー≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚U月全体を533MCカメラの写野1枚に収めるなら、fl=1200mm辺りがベストだワン▽・。・▽

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投稿者:龍吉at 23:41 | 太陽系・月 | コメント(0)

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