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2014年05月27日

5/24未明、「南天の天の川」静止画編@自宅

前記事で掲載したタイムラプス動画作成に使った静止画像をDeepSkyStacker(DSS)でいろいろスタック処理してみた。
【1】RAW画像×12枚をアライン無し、Maximum(ライト、ダーク共)で比較明合成↓

(僅か6分余の時間だが、写野中央付近を中心に星空が回転を始めている)
【2】同じRAW画像×12枚、Maximum(ライト、ダーク共)、モザイクモードでスタック↓

(DSSで写野回転を食いとどめている。写野を通過した人工天体の軌跡が写っている)
【3】同じRAW画像×12枚、カッパシグマ(ライト、ダーク共)、モザイクモードでスタック↓

(人工天体の軌跡が消えている)
【4】全120枚のJPEG画をSiriusCompで比較明合成したもの↓

(1時間を超す露光のため、写野回転が大きい。画面中央下辺りの星の軌跡が「へ」の字になっているのが面白い)
(赤道儀の極軸を垂直に立てて放置運転し、水平パーンさせながら30秒露光を繰り返しているため)極軸が天の北極から完全に外れていても、モザイクモードでスタック合成すると、写野周辺の星はやや膨らんではいるが、数分程度の露光時間であれば何とか点像に収まることが分かった。
【データ】2014年5月24日01時39分〜(30秒露光×120枚)/ニコンD700(ISO3200,JPG)/Zeniter16mmFisheyeF2.8→F4との中間/iOptron架台極軸垂直&赤道儀追尾モード@自宅
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投稿者:龍吉at 15:01| 星空・星座 | コメント(0)

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