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2014年06月15日

6/14晩、M57リング星雲(オフアキ対親子亀)@自宅

6月14日晩、久しぶりの好天。満月直後の月が空を明るくする中、RC8吋鏡(fl=1600mm)のガイド撮影方式を(オフアキシス式と親子亀式の)2方法で較べてみた。
★★↓オフアキシス式↓(主鏡焦点像の一部をガイド用CCDに割り当てる方式)★★

↑58コマ中55コマがDSSスタックに選ばれた↑
スタック時に3コマしか足切りされなかったことから、オフアキガイドそのものは誤差を許さない方法だと思う。赤道儀の修正追尾精度が追いついてない?ように思われる。それほど強くもない風の影響を受けていた。
○主鏡筒とファインダーにオフアキ用アダプタの追加だけで済み、重量増加が抑えられる。
▲ガイド用の星が自由に選べない。▲写野にケラレが生じる可能性が高い。

【データ】2014年6月14日22時02分〜(40秒×55枚DSSスタック)/GS-200RC(fl=1600mm)直焦点/ペンミニE-PM2(ISO3200,RAW)/ビクセンSXD赤道儀+オフアキシスガイド(QHY5LII+PHDguiding)@自宅前ー 場所: 富山県南砺市
★★↓親子亀式↓(主鏡筒の背中にガイドCCD用望遠鏡を取り付ける方式)★★

↑33コマ中24コマがDSSスタックに選ばれた。↑
よく見ると、星が卵状に伸びているようだ。
ガイド星には困らなかったが、やや明るい星を選んでしまった気がする。ガイド中はほぼセンターキープだったが、許容範囲が広がってしまったのではないかと思われる。
【データ】2014年6月14日22時58分〜(40秒×24枚DSSスタック)/GS-200RC(fl=1600mm)直焦点/ペンミニE-PM2(ISO3200,RAW)/ビクセンSXD赤道儀+8cmガイド用屈折(QHY5LII+PHDguiding)@自宅前
○ガイド星選択の自由度が高い。○カメラ写野のケラレは生じにくい。
▲望遠鏡が1本増える=重量増加&嵩張る=親子亀以外、例えば並列式などは望遠鏡バランスを合わせにくい。

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投稿者:龍吉at 13:35| 星雲・星団 | コメント(0)

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