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2020年04月09日

比較>今年最大と昨年最小の満月

4/7深夜、月齢14.2↓真の満月は翌8日の昼で日本からは見られない。今回の満月は見かけの大きさが今年最大=地球に一番近くなるということで話題になっていた。通常はVixen6cmアクロ屈折(fl=910mm)でちょうど写野いっぱいに月面を収められるが、今回は南北2枚に分けないと収まらない。どうせ2分割で撮るのならと、長光60MAXIアクロマート屈折望遠鏡で撮影した。↓※いずれも画像上が北方向※

最大&最接近の月があるなら、最小&最遠の月がある。調べると、昨年9/14の満月(15.1)が該当し、幸いなことに同日撮影した月画像データが残っていた。
↓昨年9/14月齢15.1(2019年最遠の月)↓

上2枚は同一縮尺で掲載しているが、大きさの違いをより分かりやすくするために両者を重ねてみた。↓
【比較】↓今年最大の月と昨年最小の月↓

同心円に重ねるよりも、上画像のように片方へ寄せると違いがより鮮明になるようだ。ただ、重なってしまってクレーターや山脈、海など月表面の模様はハッキリしない。
↓同、縦に並べたもの↓

こうすればそれぞれ表面模様はハッキリするが、大きさ比較には重ねるのが一番分かりやすい。同じ縮尺にするのが前提。
【データ】月齢14.2/2020年4月7日23時25分(1/80sec,55-75%)/LumixG7(ISO200,4K,MP4,30fps,30秒×4shot)/長光60アクロマート屈折(fl=1200mm)/AR-1赤道儀@自宅前
【データ】月齢15.1/2019年9月14日23時12-13分(1/160sec,30-40%)/LumixG7(ISO200,4K,MP4,30fps,30秒×2shot)/スコープテック8cm,F15アクロマート屈折(fl=1200mm)/他は上と同じ
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<龍吉>!(^^)!やはり同一条件にして「比較」するのが分かりやすい。(^_-)-☆
<はな>=^_^=視覚的には片方へ寄せて重ねるのが一番分かりやすいニャー≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚Uそれにしてもこんなに違いがあるとはとは思わなかったワン▽・。・▽

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投稿者:龍吉at 08:49| 太陽系・月 | コメント(0)

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