2020年07月08日
3年前土星の衛星に挑戦
ようやく今回の大雨がひと段落したようだ。ただ、今週末までは次の活発な前線到来が予報されており予断を許さない。
---------- 以下、3年前同期の投稿記事から ----------
雲越しではあるが昨夜7/8も晴れ。まさかこの時期三連荘達成とは思いもしなかった。ただ、頻繁に雲通過するため月面も惑星も拡大撮影は端から諦め、直焦点撮影で土星の衛星に的を絞った。↓7/8土星ut1411(Shutter800ms)↓
普段DSO(DeepSkyObject)と月面写真用に使っているASI1600MCを利用し、レデューサーレンズは外して2350mm直焦点で土星を撮影。周囲トリミングでSER動画Captureし、後は拡大撮影時と同じように処理した。ただ、暗い衛星狙いなので本体は真っ白、環っかも判らない楕円状に飛んでしまっている。
↓WinJUPOS画面↓(同時間帯における土星の衛星位置を表示させた)
↓上情報に基づき撮影画像に衛星名称を記入した↓
※実写画像ではMimasが確認できなかった。表示された衛星とは合致しない星が写っているが単に背景の恒星なのか?不明。
↓WinJUPOS画面・2↓(各土星衛星の光度等のリスト表示)
ただ、画面に写っている星は12等までと思われる。(13等のMimasが写ってないため※)
※Shutter800ms画像で調べたが、↓実は2秒露光した画像↓もあるので、後で再検証してみたい。↓2秒露光中のFireCapture画面↓
【データ】7/8土星の衛星/ FireCapture v2.5 Settings
------------------------------------
Telescope=C9.25(fl=2350mm),NJPeq.mount/Camera=ASI1600MCC/Profile=Saturn
Diameter=18.14"/Magnitude=0.13/CMI=338.3°CMIII=336.6°(duringmidofcapture)FocalLength=4600mm/Resolution=0.17"
Filename=2017-07-08-1411_3-RGB.ser
Date=170708/Start(UT)=141017.912/Mid(UT)=141118.201/End(UT)=141218.490/Duration=120.578s
Framescaptured=151/Filetype=SER/Binning=no/ROI=1600x1200/ROI(Offset)=1544x1136
FPS(avg.)=1/Shutter=800.2ms/Gain=300(50%)/WRed=52/WBlue=95/TargetTemp=-20/Gamma=80
USBTraffic=90/Limit=120 Seconds/Sensor temperature=-11.6°C@自宅星見台HANA
パッとしないので拡大撮影諦め、直焦点周辺画像に切り替えて土星の衛星狙い↓
↓WinJUPOS画面↓(同夜同時間帯の衛星位置を表示させたもの)
何と!Mimasが微かに確認できる(224MCは写野が狭いため、Titanは外れている)
↓WinJUPOS画面・2↓(同夜の衛星リスト表示)
写野は狭いものの、なかなか暗い星まで写っているのに驚く。1600MCよりも224MCの方が実効感度高い。
【データ】7/8土星の衛星/ FireCapture v2.5 Settings
------------------------------------
Telescope=C9.25(fl=2350mm),NJPeq.mount/Camera=ASI224MC/Filter=RGB/Profile=Saturn
Diameter=18.15"/Magnitude=0.13/CMI=186.3°CMIII=219.3°(during mid of capture)
FocalLength=3200mm/Resolution=0.24"/Filename=2017-07-07-1324_1-RGB.ser
Date=170707/Start(UT)=132311.186/Duration=120.010s/Frames captured=3723
ROI=720x540/ROI(Offset)=384x312/FPS(avg.)=31/Shutter=32.21ms/Gain=300(50%)/Gamma=80
WRed=52/WBlue=95/Limit=120 Seconds/Sensortemperature=30.0°C@自宅星見台HANA
----------------------------------------
<龍吉>!(^^)!今年は未だ惑星に取り組んでいない。秋に火星が接近するで、それまでには再開せねば。(^_-)-☆
<はな>=^_^=何ごとも休止期間あるとノウハウを忘れてしまう。また一から出直しだニャー≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚U焦らず地道に続けることがいいのだろうが、それも難しいワン▽・。・▽
HomePage(Nifty)/(NSK)/すたーりぃないと/はなのWeb天文台/
---------- 以下、3年前同期の投稿記事から ----------
雲越しではあるが昨夜7/8も晴れ。まさかこの時期三連荘達成とは思いもしなかった。ただ、頻繁に雲通過するため月面も惑星も拡大撮影は端から諦め、直焦点撮影で土星の衛星に的を絞った。↓7/8土星ut1411(Shutter800ms)↓
普段DSO(DeepSkyObject)と月面写真用に使っているASI1600MCを利用し、レデューサーレンズは外して2350mm直焦点で土星を撮影。周囲トリミングでSER動画Captureし、後は拡大撮影時と同じように処理した。ただ、暗い衛星狙いなので本体は真っ白、環っかも判らない楕円状に飛んでしまっている。
↓WinJUPOS画面↓(同時間帯における土星の衛星位置を表示させた)
↓上情報に基づき撮影画像に衛星名称を記入した↓
※実写画像ではMimasが確認できなかった。表示された衛星とは合致しない星が写っているが単に背景の恒星なのか?不明。
↓WinJUPOS画面・2↓(各土星衛星の光度等のリスト表示)
ただ、画面に写っている星は12等までと思われる。(13等のMimasが写ってないため※)
※Shutter800ms画像で調べたが、↓実は2秒露光した画像↓もあるので、後で再検証してみたい。↓2秒露光中のFireCapture画面↓
【データ】7/8土星の衛星/ FireCapture v2.5 Settings
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Telescope=C9.25(fl=2350mm),NJPeq.mount/Camera=ASI1600MCC/Profile=Saturn
Diameter=18.14"/Magnitude=0.13/CMI=338.3°CMIII=336.6°(duringmidofcapture)FocalLength=4600mm/Resolution=0.17"
Filename=2017-07-08-1411_3-RGB.ser
Date=170708/Start(UT)=141017.912/Mid(UT)=141118.201/End(UT)=141218.490/Duration=120.578s
Framescaptured=151/Filetype=SER/Binning=no/ROI=1600x1200/ROI(Offset)=1544x1136
FPS(avg.)=1/Shutter=800.2ms/Gain=300(50%)/WRed=52/WBlue=95/TargetTemp=-20/Gamma=80
USBTraffic=90/Limit=120 Seconds/Sensor temperature=-11.6°C@自宅星見台HANA
その前日7/7七夕の晩に↓ASI224MCで撮った土星拡大画像↓
↓WinJUPOS画面↓(同夜同時間帯の衛星位置を表示させたもの)
何と!Mimasが微かに確認できる(224MCは写野が狭いため、Titanは外れている)
↓WinJUPOS画面・2↓(同夜の衛星リスト表示)
写野は狭いものの、なかなか暗い星まで写っているのに驚く。1600MCよりも224MCの方が実効感度高い。
【データ】7/8土星の衛星/ FireCapture v2.5 Settings
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Telescope=C9.25(fl=2350mm),NJPeq.mount/Camera=ASI224MC/Filter=RGB/Profile=Saturn
Diameter=18.15"/Magnitude=0.13/CMI=186.3°CMIII=219.3°(during mid of capture)
FocalLength=3200mm/Resolution=0.24"/Filename=2017-07-07-1324_1-RGB.ser
Date=170707/Start(UT)=132311.186/Duration=120.010s/Frames captured=3723
ROI=720x540/ROI(Offset)=384x312/FPS(avg.)=31/Shutter=32.21ms/Gain=300(50%)/Gamma=80
WRed=52/WBlue=95/Limit=120 Seconds/Sensortemperature=30.0°C@自宅星見台HANA
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<龍吉>!(^^)!今年は未だ惑星に取り組んでいない。秋に火星が接近するで、それまでには再開せねば。(^_-)-☆
<はな>=^_^=何ごとも休止期間あるとノウハウを忘れてしまう。また一から出直しだニャー≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚U焦らず地道に続けることがいいのだろうが、それも難しいワン▽・。・▽
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投稿者:龍吉at 18:55| 太陽系・月 | コメント(0)