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2021年06月06日

1年前6/6,ISS日面通過@氷見

今日は昼過ぎまで雲に阻まれ、また別用に忙殺されアウト。午後から雲の切れ間が見えるようになったがタイミング合わず太陽観察は断念。>1年前6/6昼、氷見市でISS国際宇宙ステーション日面通過の記事を再掲載。
※なお、明日6/7昼前、同じように星出船長搭乗中のISS国際宇宙ステーションが太陽面前を通過する。ラインは石川県加賀、富山県南砺、富山市へと抜ける。天気予報も味方している。地上から約4百数10km上空通過で好条件だが、別件用務と重なっているのが残念。
---------- 昨年6/6,ISS日面通過@氷見 ----------
先ずは、元動画から。
↓ISS日面通過の元動画(YouTubeにUpしたもの)↓

開始後4,5秒辺りでISSの小さな影が画面右下(南西)→左上(北東)へサーっと通り過ぎる。録音されている時報もどきの音声から判断するに通過時刻は12時5分25秒頃で予報と一致している。あいにくの曇り空で、雲によるムラが激しい。
----------↓同、日面通過(全体像)↓----------

ISSは太陽面の右下(南西)→左上(北東)へサーっと通過した。通過コマ数は17枚。毎秒30コマ動画なので、17÷30≒0.56秒で太陽面を横切ったことになる。見た通り、今回は予報通過中央パスラインが見事的中し、太陽のほぼど真ん中を通過した。予報計算アプリは「CalSky」と「ISS Transit Finder」を利用した。両者のパスライン予報は一致していた。
↓同、北東側等倍(通過後半)↓

↓同、南西側等倍(通過前半)↓

今回は雲越し観察なので各コマの濃度ムラの違いが著しく、単純に比較暗合成すると消えてしまうコマが続出し、無理矢理1コマずつ濃度調整を試みるも全コマ揃わなかった。そのためISSの一部或いは殆どが消えているコマが生じた。現在、初の民間企業補給船がISSにドッキング中の筈だが、、(-_-;)
【データ】ISS日面通過@氷見/2020年6月6日12時5分25秒(1/2000sec,17枚比較暗)/LumixG7(ISO200,4K,MP4,30fps,21秒間)/対物アストロソーラーフィルター付BORG125ED屈折(fl=800mm)/GM-8赤道儀@氷見市宇波
---------- 6/6昼の雲越し太陽可視光像↓(全体像)↓----------

↓同、2765黒点群付近↓

どうやら大雑把に見て2765黒点群は3箇所に分かれているように見える。
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↓撮影に使った望遠鏡↓

【データ】太陽可視光(2765黒点)/2020年6月6日12時2分(1/4000sec,60%)/LumixG7(ISO200,4K,MP4,30fps,21秒間)/アストロソーラーフィルター付BORG125ED(fl=800mm)/GM-8赤道儀@氷見市宇波

【データ】ISS日面通過@氷見/2020年6月6日12時5分25秒(1/2000sec,17枚比較暗)/LumixG7(ISO200,4K,MP4,30fps,21秒間)/他は上と同じ
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<龍吉>!(^^)!珍しくパスラインど真ん中で捉えることができた。雲越しだったのが残念。(^_-)-☆
<はな>=^_^=30分前に到着したが何とか間に合って良かった。雲が残念だったニャー≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚U観光地氷見は意外と県外ナンバー多し。中には多摩ナンバーも居たワン▽・。・▽

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投稿者:龍吉at 18:11| 太陽系・月 | コメント(0)

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