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2022年12月15日

AtomCam2試写実験

ネットを見ると、ふたご座流星群はそこそこの出現だったらしい。さすがは三大流星群だけのことはある。残念ながら日本海側では冬の天候に阻まれLIVE映像に頼るしかなかった。orz
で、極大予想が過ぎた本日、ブツが到着。何とも間が抜けたタイミングではあるが、昨日届いていたとしても悪天候のため即実践は無理だった。(と、言い聞かせる)
先ずは、このブツ(AtomCam2)本来の使い方で試し録り
1)簡単な取説に書かれたQRコードでスマホ用アプリを導入。
2)カメラ電源(USB5V)ミニSDカード(Max32GB)
カメラが立ち上がったら、WiFi設定を済ませる(ローカルIPアドレス及びパスワード等)&スマホ画面に表示されるQRコードを読み込ませ、認識させる。>一連の作業はスマホアプリに表示される指示に従って進める
↓高感度モノクロモード↓

暗闇モード(白黒)で撮影した。暗い星まで写るのだろうが、やはり色が無いのは寂しい。>ということで↓
↓通常カラーモード↓

室内は画面右の卓上照明しかなく暗いが、実際よりも鮮やかな映像になっている。
これで流星は無理でも火球が撮れたら嬉しいかも(笑)
標準通りの設定でも何か写りそうだと思われ=これに気をよくして窓の外へカメラを向ける。カメラの表示灯が二重ガラスに反射し邪魔なので、表示灯付近を厚紙とテープで塞ぐ。※野外で使うならこのような策は必要ない。
↓氷雨が降る夜景を二重窓越しに試写↓

窓に雨が付くのが分かる、、と、雪雲の雲間からシリウスが見えているではないか(画面右上の明るい点)
※画面両端に明るく写っているのは二重ガラス窓に反射した周辺像(入射角度が強いと全反射になるため=この両端はいずれも鏡像)>野外であれば反射することはないので写野の隅まで実像が写る筈※
通常、誰もが気付く流星は1等級以上のことが多い。暗闇に慣らした目なら2,3等級でもあっさり見える。なので、マイナス等級とはいえ雲越しにシリウスがあっさり写ったことは、このどノーマルな状態でも明るい流星なら写りそうな気がしてきた。
↓1コマだけの静止画像↓

さすがにノイズに荒れた画なので、
↓12秒動画をAS!3とRegistaxで多数枚スタックしたもの↓

画の荒れが収まった。後はどの程度の明るさの恒星まで写るか?気になるところ。
今日は悪天候でシリウスのみに終わったが、周辺に近いにも関わらず星像はさほど歪んでいないように思える。晴夜、星夜でちゃんと試してみたい。
ふたご座流星群には間に合わなかったが)できれば正月のしぶんぎ座流星群には間に合わせたい。>最大のネックは冬の悪天候
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<龍吉>!(^^)!ふたご座流星群に間に合わずともやってみたかった実験。うまくいくと良いが、、(^_-)-☆
<はな>=^_^=電源もUSB5Vバッテリーなら手軽で便利だ。何とか野外で実用化したいニャー≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚U監視用カメラは比較的財布にも優しい価格で入手できるのでとても助かるワン▽・。・▽

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投稿者:龍吉at 23:56| 道具・ものづくり | コメント(0)

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