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2024年1月31日

死角解消?>流星監視カメラ

■■令和6年能登地震により被災された方々へ心よりお見舞い申し上げます■■
dai 1年で一番寒い「大寒」に突入して半ば諦めていたが、29日、30日は信じられない好天となった。気温も緩み外へ出るのに然程抵抗もない。と、いうことで、懸案だった4台のAtomcamによる流星キャッチで肝心の天頂付近が抜け落ちる(逆に地変遷近くが抜け落ちる)問題解決を図ることにした。幸いAtomcam2が再版された(以前より送料分だけ値上がった)ので、天頂用に1台追加注文した。これで天頂(上向き)カメラが加わることで死角を減らすことが出来る。
↓北、天頂、南カメラ↓

↓南、天頂、北カメラ↓

以下、5カメラによるタイムラプス動画 ↓西カメラ映像↓(医王山、朝のタイムラプス)

終盤、朝日を受けて医王山のモルゲンロートが見られる。
↓東カメラ映像↓(東天、朝のタイムラプス)

↓北カメラ映像↓(北天、朝のタイムラプス)

↓天頂カメラ画像↓(天頂、ショート動画)

↓南カメラ映像↓(南天、朝のタイムラプス)


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<龍吉>(-_-;)晴れたお陰で外作業する気になった。天頂カメラを新設できて良かった。・(^_-)-
<はな>=^_^=これで死角はほぼ解消されたのではないかと思う。問題は5台のカメラ映像からの検出だニャー≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚UNAS保存までは問題なく可能となったが、流星検出が課題。効率良く行えたらいいワン▽・。・▽
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投稿者:龍吉at 23:53 | 道具・ものづくり | コメント(0)

2022年12月15日

AtomCam2試写実験

ネットを見ると、ふたご座流星群はそこそこの出現だったらしい。さすがは三大流星群だけのことはある。残念ながら日本海側では冬の天候に阻まれLIVE映像に頼るしかなかった。orz
で、極大予想が過ぎた本日、ブツが到着。何とも間が抜けたタイミングではあるが、昨日届いていたとしても悪天候のため即実践は無理だった。(と、言い聞かせる)
先ずは、このブツ(AtomCam2)本来の使い方で試し録り
1)簡単な取説に書かれたQRコードでスマホ用アプリを導入。
2)カメラ電源(USB5V)ミニSDカード(Max32GB)
カメラが立ち上がったら、WiFi設定を済ませる(ローカルIPアドレス及びパスワード等)&スマホ画面に表示されるQRコードを読み込ませ、認識させる。>一連の作業はスマホアプリに表示される指示に従って進める
↓高感度モノクロモード↓

暗闇モード(白黒)で撮影した。暗い星まで写るのだろうが、やはり色が無いのは寂しい。>ということで↓
↓通常カラーモード↓

室内は画面右の卓上照明しかなく暗いが、実際よりも鮮やかな映像になっている。
これで流星は無理でも火球が撮れたら嬉しいかも(笑)
標準通りの設定でも何か写りそうだと思われ=これに気をよくして窓の外へカメラを向ける。カメラの表示灯が二重ガラスに反射し邪魔なので、表示灯付近を厚紙とテープで塞ぐ。※野外で使うならこのような策は必要ない。
↓氷雨が降る夜景を二重窓越しに試写↓

窓に雨が付くのが分かる、、と、雪雲の雲間からシリウスが見えているではないか(画面右上の明るい点)
※画面両端に明るく写っているのは二重ガラス窓に反射した周辺像(入射角度が強いと全反射になるため=この両端はいずれも鏡像)>野外であれば反射することはないので写野の隅まで実像が写る筈※
通常、誰もが気付く流星は1等級以上のことが多い。暗闇に慣らした目なら2,3等級でもあっさり見える。なので、マイナス等級とはいえ雲越しにシリウスがあっさり写ったことは、このどノーマルな状態でも明るい流星なら写りそうな気がしてきた。
↓1コマだけの静止画像↓

さすがにノイズに荒れた画なので、
↓12秒動画をAS!3とRegistaxで多数枚スタックしたもの↓

画の荒れが収まった。後はどの程度の明るさの恒星まで写るか?気になるところ。
今日は悪天候でシリウスのみに終わったが、周辺に近いにも関わらず星像はさほど歪んでいないように思える。晴夜、星夜でちゃんと試してみたい。
ふたご座流星群には間に合わなかったが)できれば正月のしぶんぎ座流星群には間に合わせたい。>最大のネックは冬の悪天候
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<龍吉>!(^^)!ふたご座流星群に間に合わずともやってみたかった実験。うまくいくと良いが、、(^_-)-☆
<はな>=^_^=電源もUSB5Vバッテリーなら手軽で便利だ。何とか野外で実用化したいニャー≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚U監視用カメラは比較的財布にも優しい価格で入手できるのでとても助かるワン▽・。・▽

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投稿者:龍吉at 23:56 | 道具・ものづくり | コメント(0)

2022年11月27日

私的)太陽フィルター劣化遅延策

※以下は、いわゆる「オタ記事」です。>興味無い方はスルーでお願いします※
太陽観察用Hα望遠鏡には、強烈な光量(及び熱線)から太陽観察に必要なHα波長域だけ遠し、他の波長域はブロックするためのフィルターが内蔵されている。
↓太陽Hα観察用望遠鏡(LUNT60THa)A↓

接眼部の天頂ミラー対物レンズ側に主に赤外域≒熱線をブロックするブルーフィルターが嵌められ、ミラーそのものも(鏡筒長を短くするだけでなく)特定波長域以外の波長は反射せず裏へ逃がす=通す働きをしている。そして、このミラーより接眼側には何層にも重ねられたブロックフィルター群があり、さらに不要な波長域をカットし、最終的にHα波長域の光だけが観察者の目やカメラ撮像子へ届くようになっている。
↓太陽Hα観察用望遠鏡(LUNT60THa)B↓

ブルーフィルターは赤外域光≒熱線をブロックする重要な役割のため劣化しやすい。その理由は(虫眼鏡で日光を集めると紙が燃えだすように)焦点面に近いほど赤外光≒熱線の影響を受けるためだ。だからこそ焦点面に近い他のフィルターを守るためにも対物側から来る強烈な光から先ずは熱線≒赤外域光をブロックし、その後方、接眼側(=焦点位置により近い)多層フィルターへの悪影響を避ける必要がある。
↓LUNT鏡筒接眼部(右下:天頂ミラー/その上:カメラ側/その左:対物側)↓

下画像のように、接眼側に敢えてTリングを加え焦点面からなるべくブロックフィルター群を離すようにした。従来だと1年程経過する(梅雨期1回越す)と、劣化したブルーフィルターの濁りを綺麗にする必要があった。それが、今季は目に見えるような濁りは認められなかった。従来の焦点面より離した長さは約1cmながら効果はあったようだ。諸兄は8cm超の大口径を使用され=集光熱量は(拙6cmより)はるかに大きいと思われ、このテがそのまま通じるとは言い難いだろうが、拙口径6cmLUNT鏡では効果が認められたと言える。なお、この場合ドローチューブ繰出し量を最短にしてもブルーフィルターやドロチューブ先端径によるケラレは無いようである。↓(説明文入り)↓

----- おまけ -----
↓可視光観察用望遠鏡(TS65mmセミアポ屈折)↓

(ごく普通の屈折望遠鏡、対物レンズ前に市販のD5フィルターを被せただけのもの)
↓架台三脚を縮め、横に倒して後部座席後ろに収納↓

【おことわり】常時積みっぱなしによる振動の影響やカビの発生リスク等を考えると決して勧められない(保管)手段です。<「保管したまま滅多に使われることなく朽ち果てるより遥かにマシ」とは思いますが、、(-_-;)
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<龍吉>!(^^)!ブルーフィルターは比較的安価?とはいえ、出費は減らしたい=なるべく劣化を遅らせたい(^_-)-☆
<はな>=^_^=綺麗にするならオイラの舌で舐めるのが最良かも?>But,唾液が悪さしそうだニャー≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚Uあくまで私見に基づく試行実験なので、これに伴う責任は一切負いませんワン▽・。・▽

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投稿者:龍吉at 00:14 | 道具・ものづくり | コメント(0)

2020年4月26日

ZERO on Vixen SP eq.

拙ブログは天体画像主体なので、本筋から少し逸れる気はしますが、観察道具・機材ということで、、。
>興味ない方は読み飛ばしてください。m(_ _)m
(コロナ禍で今は休止中ですが)天体観察会でときどき目にするのは、望遠鏡の接眼部を手で握って観察する人。昨今の天体望遠鏡は電動モーターによる自動追尾が多く、接眼鏡にそっと目を近づけるだけでよいのだが、つい手で持って修正したくなるのだ。(その気持ちよーく分かります)
なお、粗動で天体を視野中央に持ってくることは双眼鏡程度の低倍率なら早くて簡単だが、天体望遠鏡では先ずもって厳しく、微動ギヤを使って減速して視野へ入れる方が楽で正確。

【1】

電動追尾式望遠鏡でも常に手動修正可能=早い話がいきなり
接眼部を握って粗動修正しても機械に負担をあまりかけずに
済むように、と考えて素人工作したのが
←コレ

【2】

スコープテック製ZERO経緯台(黒色部分)を
(赤緯体を外した)ビクセン製SP赤道儀の
極軸と合体させた。



【3】

ビクセン製SP赤道儀は極軸先端に4箇所赤緯体取付ボルトあり、
このような改造がとてもしやすい。
(GPシリーズは2本ボルトでこれも取付容易)

【4】

SP赤道儀の赤緯体を外して、転がっていたミザール赤道儀用
軽金属プレート板を代わりにボルト4本で結合。
この板にZERO経緯台の水平回転部を裏から止めた。



【5】

ドイツ式赤道儀では、南中(子午線をまたぐ)時の
鏡筒反転(TL=鏡筒西→TE=鏡筒東)操作が必要と
なるが、フォーク式赤道儀ではその必要が無く、
そのまま東から西へ続けて観察できるのがよい。

【6】

ビクセン純正コントローラが付いてなかったので、
ネット検索で入手したMT1用コントローラ。
(下↓ / 右→)
倍速と16倍速、何とガイド用ケーブルも付いている。

(右下)
電源は後付けコントローラの仕様でUSB5Vを利用。
間違って12V電源を繋ぐと壊れるとのこと。
こんな大掛かりなバッテリーでなくても十分。
(スマホ用の充電バッテリーでOK)



【7】

欠点は、右画像のように天頂(真上)より北の方向へ
向けられないこと。
但し、観察会では月や惑星を見ることが殆どなので、
天頂から南方向しか見られなくてもあまり問題には
ならないと考える。


【8】

メイン観望は口径比較的大きい望遠鏡に任せ、このような小型
望遠鏡に月とか惑星を入れておけば、参観者が順番を待ってる
間に気軽に覗けると考えている。
経験上、このような小型望遠鏡を置いておくと、常時見張って
なくても、参加者の中にはスマホ手持ち撮影で気楽に初の天体
写真に挑戦する人があるなど結構楽しんでもらえる。

経費はZERO経緯台が一番高くついた。でも、強度は十分で特に
振動吸収が良好で、fl=1000mm以下の小型屈折望遠鏡であれば
ブレや振動はさほど気にならない。

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<龍吉>!(^^)!中古品の再利用も含む素人工作なので、製品としての見栄えは今一つです。(^_-)-☆
<はな>=^_^=天頂付近は覗き辛いので、天頂プリズムを利用するとよいかもニャー≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚U口径7cm前後、fl=500mm程度の屈折望遠鏡がいいと思うワン▽・。・▽

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投稿者:龍吉at 14:35 | 道具・ものづくり | コメント(0)

2019年12月12日

備忘録>C11解体珍書

【おことわり】関心無き方は本記事をスルーしてください。
以下の内容は、自身が所有するシュミットカセグレン望遠鏡C11旧型の送風ファン取付改造のため、同鏡筒の分解作業が必要となり、2018年12月、識者諸氏による解体実演と手解きや助言等を得て分解・再組立てした経験を備忘録として残すものです。
登場するC11鏡筒は中古入手したものであり、当然現行品とは構造等で異なる箇所が多々あります。
旧型機も初代から何代にも渡って変遷してきており、掲載する同手順で分解・組立できるとは限りません。
なので、C11鏡筒の分解・組立のあらましに過ぎないということを予めご承知おき願います。
記事内容の一部または全てに関して一切の責任を負うもので無く、あくまで自己責任でお願いします。
画像の上段が分解手順、下段が組立手順となります。

【番外】C11補正板洗浄(※反射鏡の場合もほぼ同様)
中性泡洗剤(キュキュット)をまんべんなく主鏡面に吹き付け、気なる箇所は指で撫でる等した後)水道水で流す。
乾きムラが出そうな箇所はシルフォン紙等でそっと拭き取る。

【1】CP板を外す・1

<10>CP板を止める・2
※事前に必ずセンター留め具とCP板周辺にマークを付けておくこと。(鏡筒アリ型レール側にマジックでマークを付けた)
【1】CP板を外す・2

<10>CP板を止める・1※何処か1箇所受け穴と留めリングの穴が合えば後は早い。8か所、均等に締める
【2】CP板を持ち上げる・1

<9>CP板を取り付ける・2
※中央の留め具を持つ。周囲の留めリングは乗っかってるだけ。
【2】CP板を持ち上げる・2

<9>CP板を取り付ける・1※CP板のマークを参考に、8か所のネジ穴に合わせる。
【3】CP板を外した鏡筒内部

<8>主鏡を取り付けた鏡筒内部
※鏡筒先端の対角線上に切り欠き(この画像では4時と10時方向)を利用して主鏡を抜きとるor中へ入れる
【3】CP板を外した鏡筒内部・1
※内筒中央付近のOリングを外すと手前へ引き出せる※

<8>主鏡を取り付けた鏡筒内部・2
※内筒中央付近にOリングを嵌めることで主鏡の落下止めとなる※
【4】ピント調節つまみを外す・1

<7>ピント調節つまみ取付完了
【4】ピント調節つまみを外す

<7>ピント調節つまみを取り付ける
【5】ピントノブ芯の止めナットを外す

<6>ピントノブ芯の止めナットを締める
※鏡筒個体により、止めナットでない可能性大※
【6】3か所のネジを左へ回してピントノブ支持金具カバーを外す・1

<5>3か所のネジを右へ回してピントノブ支持金具カバーを取り付ける・2
※ピントノブ回転が滑らかであるか?確かめながら均等に締める。
↓追記へ続きます↓
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投稿者:龍吉at 08:25 | 道具・ものづくり | コメント(0)

2019年2月4日

旧C11,SCT解体新書(番外編)

前回投稿「旧C11,SCT解体新書」に関連し、その番外編として掲載する。C11解体の目的は下記改造※だった。
※かなり画像多いです。m(_ _)m※
※筒外と主鏡との温度差が原因による解像度悪化=鏡筒内で発生する乱気流を低減するため、送風ファンを取り付ける分解作業が始まりだった。
↓(a)送風ファンと速度調整用DC-DC変換アダプタ↓

↓(b)鏡筒裏面3か所に穴あけしてもらい送風ファンを取り付ける↓

↓(c)塵混入防止用の薄フィルター(画面下)↓

↓(d)送風ファンの動作テスト↓

↓(e)ファン外側を(c)のフィルターで覆う(右は室外・内温度計)↓

↓(f)室外・内温度計を裏から見た画=マジックテープ止め↓

↓(g)表側から見た室外・室内温度計↓

室外温度センサーを主鏡裏面貼付け=筒内温度(上)監視、
温度計内部温度=筒外温度(下)と比較する目的。
↓(h)排気口は鏡筒上端3か所に設けた↓

↓(i)鏡筒先端の排気口↓

排気口を薄いメッシュ板で覆って
ガムテープ止めした。
↓(j)鏡筒裏面↓

↓洗浄編へ↓
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投稿者:龍吉at 17:11 | 道具・ものづくり | コメント(0)

旧型C11(SCT)解体新書

今回は天体と直接関係ない内容で、間接的というか所有C11シュミットカセグレン(SCT)望遠鏡の分解・組立の備忘録です。
※かなり画像多いです。m(_ _)m※
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※各画像で【 】内数字は分解手順、< >内数字は組立手順のあらましです。
※作業の都合で、主鏡取付or取外し段階の画像はありません。
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↓【1】CP板を外す・1↓

<10>CP板を止める・2
※事前に必ずセンター留め具とCP板周辺にマークを付けておくこと。(鏡筒アリ型レール側にマジックでマークを付けた)
↓【1】CP板を外す・2↓

<10>CP板を止める・1
※何処か1箇所受け穴と留めリングの穴が合えば後は早い。8か所、均等に締める
↓【2】CP板を持ち上げる・1↓

<9>CP板を取り付ける・2
※中央の留め具を持つ。周囲の留めリングは乗っかってるだけ。
↓【2】CP板を持ち上げる・2↓

<9>CP板を取り付ける・1
※CP板のマークを参考に、8か所のネジ穴に合わせる。
↓【3】CP板を外した鏡筒内部・1↓

<8>主鏡を取り付けた鏡筒内部・3
※鏡筒先端の対角線上に切り欠き(この画像では4時と10時方向)を利用して主鏡を抜きとるor中へ入れる
↓【3】CP板を外した鏡筒内部・2
※内筒中央付近のOリングを外すと手前へ引き出せる※↓

<8>主鏡を取り付けた鏡筒内部・2
※内筒中央付近にOリングを嵌めることで主鏡の落下止めとなる※
↓【3】CP板を外した鏡筒内部・3
※内筒中央付近のOリングを外すと手前へ引き出せる※↓

<8>主鏡を取り付けた鏡筒内部・1
※内筒中央付近にOリングを嵌めることで主鏡の落下止めとなる※
↓【4】ピント調節つまみを外す・1↓

<7>ピント調節つまみ取付完了
↓【4】ピント調節つまみを外す・2↓

<7>ピント調節つまみを取り付ける。
↓【5】ピントノブ芯の止めナットを外す↓

<6>ピントノブ芯の止めナットを締める
※鏡筒個体により、止めナットでない可能性大※
↓後編へ続きます↓
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投稿者:龍吉at 06:45 | 道具・ものづくり | コメント(0)

2018年3月5日

久々に素人電子工作

天体観察では正しい現在時刻を知りたいことがある。例えばISS国際宇宙ステーションが日面通過や月面通過をする場合(後述)、1秒以下(最短約0.5秒)で通過するので予報通過時刻を逃さないようにしたい。ということで、久しぶりに半田ゴテを握り素人電子工作した。↓GPS世界時計キット↓
↓現在時刻を音で知らせてくれる。※音質悪いので動画再生時の音量注意※↓

毎秒毎にコツ、コツ音、4秒前に予告音(ブ=10秒、ブブ=20秒、ブブブ=30秒、、)、10秒ごとにビープ音が流れるので、耳だけで何十何秒か把握できる。7セグメントLEDも付け加え、目でも現在時刻を確認できるようにした。

【経費※】一式で約1.5諭吉(秋月電子のWebサイトで購入)
※携帯の「117時報サービス」を利用する方が断然おトクです。(3分で約9円)※
【欠点】音質悪い。VR調整絞っても五月蝿い。(>音響通報機能は別基盤なので同基盤への電源供給SW特設で回避可能)

【例1】2015年5月15日ISS日面通過@福井県丸岡町↓

【データ】2015年5月15日10時42分58-59秒/ペンタックスK-5(ISO200,JPG)1/1000秒×4コマ比較暗合成/BORG125ED屈折+1.4テレコン(fl=1120mm)直焦点、アストロソーラーフィルター/GM-8赤道儀放置追尾@福井県丸岡町、竹田川右岸
↓【例2】2013年9月22日ISS月面通過(暗通過)@奥飛騨↓

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投稿者:龍吉at 14:29 | 道具・ものづくり | コメント(0)

2017年11月2日

デネブ付近(卓上小型フォーク赤道儀電動化)

9月末から電動化へ改造中だった露国製卓上小型フォーク式赤道儀だが、11/1,頼んでいた追加部品(平歯車)が到着し、急ぎ同赤道儀の駆動部に素人工作を敢行。晴れていたので暗くなるのを待ち、月明かりは無視して自動ガイドが行えるようになったか?試してみた。↓はくちょう座αデネブ付近↓(60秒×51枚)

↑画面中央の輝星がデネブ、画面左下隅にペリカン星雲がうっすらと写っている。↑
本当はすぐ近くのサドルを写野中央へ入れるつもりが、間違えてデネブとなってしまった。(^_^;)←自動導入&導入補正できないためによる。
↓自動ガイドテスト中の改造赤道儀↓東側から全景

↓自動ガイドテスト中の改造赤道儀↓南西側から全景


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投稿者:龍吉at 18:26 | 道具・ものづくり | コメント(0)

2016年10月24日

内蔵HDD→SSD化

(もう一つ、マニアックな話題です)m(。≧Д≦。)m/休日を利用してノートPC内蔵のHDDをSSDへ交換した。
※自前で修理・交換等をしたマシンは保証対象外となります。※
※今回は中古PCで行っています。本記事による支障について一切の責任は負いません=自己責任でお願いします。※
【動機】
・先月、32bitWin7マシンの内蔵HDDが逝ってしまい、やむなく交換・初期化したついでにSSDへ移行したが、想像以上に反応速くなったことを実感したこと。
・ネット検索すると、当初は高値の花だったSSDも最近は大容量化しリーズナブルな価格設定になってきていること。
・対象PCは内蔵HDD逝かれてないが、事故でまた初期化では困ることや、万一に備えた丸ごとバックアップするならSSDへ移行してしまおうと考えたこと。
【準備】
・物理的な交換作業の前に、バックアップソフトを入手しインストールする。
※ネット検索して目的に叶ったツールをDLしたが、中には使用過程でメルアド入力を求めるもの(=メルアドを抜かれる)があるので、各ツールのレビュー記事などを参考に慎重に選んだ方がよい。※自分はフリーソフトを使ったが、此処では敢えて公開しない。(※超大手・世界最大某企業のソフトは危ない?)
【届いたSSD(500GB)】↓

◆注意◆SSDを入手する前に
大概のPCはSerialATA接続だと思うが、中には同じSerialATAでも特殊端子なのもあるので、事前に内蔵HDDを取り出して端子を確かめ、それに合ったSSDを用意する。(1台目PCの場合は特殊端子だった)
○SSDをUSB-SerialATA端子に繋ぎ、PC本体へ外部接続する。新の状態では外部ドライブ認識できないことがある→仮フォーマット・パーティションを施しておく。
○バックアップツールを走らせ、作業メニューから「HDDクローン」を選択し実行する。(※使用ツールにより異なる)
○元ドライブ、クローン作成先ドライブを指定し、作業を実行する。※指定先を間違えないように。(データ容量によりますが、今回は30分程で複製作業は終了した)
○作業終了したら再起動せずにいったん電源を切る。※(「終了時に電源を切る」にチェックを入れておく)↓複製作業終了し電源が切れたところ↓

※PCにSSDを繋いだまま再起動すると、ドライブ認識に失敗しトラブルの原因となるので、複製作業が済んだら何もせずに電源を切ること。
◆ここから物理的な交換作業に入ります。外付けドライブやPC内蔵バッテリーを外します。↓追記へ↓
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投稿者:龍吉at 14:11 | 道具・ものづくり | コメント(0)

2016年10月23日

PoleNavigator実験、最終版?

※以下、マニアックな話題ですm(。≧Д≦。)m/赤道儀極軸据付用の汎用ツール「PoleNavigator」その後の最終版です。くどいようですが、フォーク式赤道儀や大型赤道儀のように極軸望遠鏡を持たない赤道儀の据付に便利で強力なツールです。↓NJP極軸望遠鏡先端に取り付けたASI120MMカメラ(25mmレンズ付)↓

★PoleNavigatorについて★
赤道儀の極軸合わせ用の(汎用性高い)ツールです。フォーク式赤道儀など極軸望遠鏡が無い赤道儀には大変重宝で強力な効果を発揮します。
=====◆以下のモノが必要です。(赤道儀本体は除く)◆=====
・オートガイド用高感度CCDカメラ(QHY5やASI120,LoadStarなどに対応)
・同、カメラ用レンズ(CCTV用などfl=10mm〜50mm程度)
・赤道儀にカメラを取り付けるパーツ(ファインダー脚や自由雲台など※)
 ※極軸とほぼ同方向にカメラが向けられ固定できればOK!
・Windowsマシン(※Win7及びWin10で確認済)
○PoleNavigator(10/23現在Ver0.71です。本記事は0.66βで作成)↓
PoleNavi作成者のBlogサイトへアクセスし、PoleNavigatorカテゴリ記事をたどるとDLできます。(DropBoxを利用)
○星図データ(北極星野とマッチングするために必要※)↓自分は下記URLのを使いました↓
APMCatalogInstaller:http://planewave.com/downloads/get/105 ※データ保存先フォルダを変更した場合は、その場所をメモしておく。
○使用カメラのドライバ?(カメラ導入時にドライバをインストール済みかと?)
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以上が揃ったところで、(家の中で構わないので)いったんUSBポートへカメラを繋ぎPoleNavigatorを走らせてみます。LIVE画面の中にカメラの映像が映し出されればOKです。ASI120MMなどでは、鏡像となっていることがあります。そのまま実行しても星図とのマッチングが成功すれば極軸合わせはできますが、画面の北極星位置指標も鏡像表示となって(実際の極軸望遠鏡視野とのギャップから)納得し辛いので、PoleNavi.iniファイルをメモ帳で編集するなどして正立像になるようにします。↓追記ページ↓に同場面の画像掲載ありますが、PoleNavi画面の上端にある「m」をクリックしてASIの場合はASIにチェックを入れ、Camera Flip項目のチェックを外すことで正立像表示になるはずです。↓その画面です↓

======================================================
此処までうまく行ったら、実際に赤道儀へカメラを取り付けます。(このとき、極軸とほぼ同方向にレンズが向けられれば取付方法や取付箇所は任意で構わない)
(1)PoleNaviを立ち上げ、(2)赤道儀はホームポジションにして(3)大まかに極軸方向を天の北極へ向け、(4)北極星がLIVE画面に映るようにピントを合わせます。(5)極軸(RA)を東へ約120度回してみて、次に(6)RAをホームポジションから西へ約120度回して、LIVE画面に北極星が写野内に映っているか確かめておきます。
以上を確かめたら、実行開始です。以下、↓追記ページへ↓
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投稿者:龍吉at 17:04 | 道具・ものづくり | コメント(0)

2016年10月15日

月齢13.5/M2セルフガイド実験@自宅

昨夜10/14は、超久しぶりの好天。8月末からこのようなスッキリ晴れた天候が無かったので星見台へ直行。先ずは南空高くに上っている満月間近の月(月齢13.5)↓

↓続いて、ASI224MC(FいれCapture)によるセルフガイドに挑戦↓
土星状星雲(NGC7009)
撮像中のFireCapture画面
球状星団M2
撮像中のFireCapture画面
ステラショット導入画面
テスト撮影中の様子
FireCapture画面でAutoGuiderにチェックを入れる。事前にTeleScope(ASCOM)項目の設定をしておく必要がある。ASCOMではなくST4互換(撮影カメラから直接制御)を選択した。Autoguide項目では、RA,DEC出力値?をいずれも0.5にしてみた。
ガイド動作を見ていると、対象天体を中央付近へキープしようと修正動作しているのを確認できたが、一般的な恒星ガイドのような寸分違わぬ追尾修正とは異なる感じがした。言い方を変えれば緩い追尾修正動作?>1回の修正作動時間(ms)など、設定パラメータ値を適正に追い込む必要あるのかも知れない。しかし、1コマ当たりの露光が数秒以内の撮影であれば何ら問題ない気がした。
月明下の実験強行だったが、セルフガイドの動作確認できてよかった。
【データ上】月齢13.5/2016年10月14日21時40分〜
Observer=K-Yo/Scope=WO-Star71/Camera=ASI224MC/Filter=RGB/Profile=Moon/Filename=2016-10-14-1240_8-K-RGB.avi/Date=141016/Start=124010.246/Mid=124049.213/End=124128.180/Start(UT)=124010.246/Mid(UT)=124049.213/End(UT)=124128.180/Duration=77.934s/Framescaptured=3000/Filetype=AVI/Extended AVImode=true/CompressedAVI=false/Binning=no/ROI=1000x950/ROI(Offset)=216x24/FPS(avg.)=38/Shutter=1.000ms/Gain=50(8%)/Gamma=50/AutoExposure=off/WBlue=95/Brightness=1/SoftwareGain=10(off)/HardwareBin=off/WRed=52/USBTraffic=100/HighSpeed=off/AutoHisto=75(off)/Histogramm(min)=0/Histogramm(max)=255/Histogramm=100%/Noise(avg.deviation)=n/a/Limit=3000Frames/Sensortemperature=20.8 °C
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投稿者:龍吉at 14:31 | 道具・ものづくり | コメント(0)

2016年10月6日

10/5深夜、PoleNavigater実験(M31)@自宅

※今回の記事はマニアックな話題ですm(。≧Д≦。)m
台風18号は昨夜遅く温帯低気圧になり、風も収まり星空が見えた。そこで雲間から懸案だった赤道儀の極軸合わせ用ソフトPoleNavigaterのテストを行った。↓テスト中のPoleNavigaterのPC画面(Step1クリア→Step2)↓赤道儀RA軸を初期位置から約120度(90度以上)東側に回転↓

↓同、Step2クリア→Step3↓赤道儀RA軸を初期位置から約120度(90度以上)西側に回転↓

(Step3は、赤道儀RA軸を初期位置=ホームポジションにする)
↓Step3クリア→Live画面の北極星を(極軸をXY修正して)表示された指標に合わせる。↓

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投稿者:龍吉at 14:01 | 道具・ものづくり | コメント(0)

2016年8月17日

お盆休みの成果と課題・1

8/13,オーバーホール&追尾モーター交換を終えたNJP赤道儀がようやく戻ってきた。

早速、追加素人工作を施し、導入補正用カメラ&望遠レンズと目視用5cmファインダーを取り付け。これで、天体自動導入&導入補正&自動ガイド可能となった。。

C11を載せ、ステラショットによる自動導入及び導入補正、自動ガイド動作を試した。
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投稿者:龍吉at 14:22 | 道具・ものづくり | コメント(0)

2013年3月23日

本日23日スライドルーフ設置

(以下、★の画像ではありませんが、天文関連ということとメモリアルとして掲載します)
本日(23日)朝、名古屋の某社から陸送されてきて先ほど設置終了↓

↓荷下ろし&吊り上げ準備中↓(レッカーは地元業者に依頼)

天候を心配していたが、雨は降らず風もほとんど無かったので、設置作業は特に問題なく進んだ。
以下、「追記」へ続きます。(画像多め)
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投稿者:龍吉at 12:50 | 道具・ものづくり | コメント(4) | トラックバック(0)

2011年12月30日

卯年総括(物欲その2)

卯年の物欲編その2です。
【1】ビクセンSXD赤道儀(中古)

(画面右下の赤道儀)

【2】Nexguide

【3】ペンタックスO-GPS1

(#散財のし過ぎ..続きます)
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投稿者:龍吉at 09:01 | 道具・ものづくり | コメント(0) | トラックバック(0)

2011年12月28日

卯年総括(物欲編)

本日で卯年の仕事納め。いろいろあったが、物欲では↓が大きい。

きっかけは、(月面到達まであと15万kmだった)前車との突然の別れ。

これを機に休止状態だった↑アマ無線を復活。
(とりあえず、所有の古いモービル機(C5200D)で運用を再開した)

再開局記念に、後日GPS機能付きハンディ機を追加。

ボンネット上にハンディ機用アンテナ(小型マグネット基台)を設置した。
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投稿者:龍吉at 19:29 | 道具・ものづくり | コメント(0) | トラックバック(0)

2011年8月21日

smc PENTAX-M 135mmF3.5

久々の機材(カメラレンズ)ネタです。本日、金沢の量販店で入手。

気になる光学性能は、星を撮れば一発で分かるのだが天候不良で無理。
やむなく遠景(夜景)を試写してみた。
【絞りF3.5開放】

【絞りF4】

半絞り絞っただけだが、明るい照明灯に絞り羽根による回折像が見られる。
旧琢磨の絞りは円形なので、このように極端な回折像は現れない。
(その代わり、プリセット絞りで実用では不便)
また、この画像では分かりにくいが、色滲みが見られる。(↓「追記」へ続く)

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投稿者:龍吉at 23:32 | 道具・ものづくり | コメント(0) | トラックバック(0)

2011年7月18日

瞬間燃費

「交叉足跡」が来て半月余り。このクルマには瞬間燃費なるものが常時表示される。

↓「瞬間」そのものは横方向に白く帯グラフで表示する。(0〜30km/L)

3連休を待ち、慣らし(?近頃の車には不要らしい)を兼ねて遠乗りした。

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投稿者:龍吉at 21:02 | 道具・ものづくり | コメント(0) | トラックバック(0)

2011年6月27日

動作検証>O-GPS1

星が見えないので地上の夜景で検証した。斜めに灯火の軌跡が写るはずと考えた。
DA18-135mmWR広角端F3.5

DA18-135mmWR望遠端F5.6

DA18-135mmWR望遠端F5.6

いずれも西方向で露光時間は2分(霧雨で屋根下から出られず他の方向は撮影不能)

撮像素子側SR機能は不要と思っていたが、こんな使い方ができるなんて...Twitter

投稿者:龍吉at 06:42 | 道具・ものづくり | コメント(0) | トラックバック(0)

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