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2023年04月05日

導入補正用鏡筒変更その後

本日4/5,天気下り坂予報が当たり、朝から雲多く9日間続いた太陽観察は断念せざるを得なかった。ということで、先月3/22にアップした導入補正用案内鏡筒変更記事の、その後の状況です。
導入補正用としてはそれでOKだったが、赤道儀としては多少身軽になったものの親子亀式に変わりなく、いままでと重量バランス的には大した違いはなく、赤緯軸のカウンターウエイトの位置もほぼ同じ状況だった。それは比較的長さのある鏡筒だと親子亀式=主鏡筒の背中に案内鏡筒を載せるしか無かったから。ファインダー鏡筒のように短い鏡筒長であれば、背中では無く喉元?胸元?に設置可能=重量バランスも相当軽減できる筈。
そこで、デジ一眼を止めミラーレスへ、、って、それでは殆ど改善不可能>手元に遊んでいる遊星用CMOSカメラ(ASI224MC)を使えば、一気に小型化できる?と考えた。で、早速、親子亀を止めることにした。↓
【1-1】軽量6cmアクロ鏡筒を取り外す。

【1-2】このリングも外す。

【1-3】背中がスッキリした。左上の自動ガイド用6cm短鏡筒だけになった。

【2-1】主鏡胸元?に自動導入補正用の小口径短鏡筒&CMOSカメラを載せる

【2-2】同2

【2-3】同3※この位置はドイツ式赤道にとってはとても重宝な位置。軽量化、バランス調整にも効果的な位置といえる。

この2,3日後、導入補正には(目的天体そのものが写らなくても周囲の星が写れば配列から位置判定するので)小口径&小型で良いと考え、上画像の口径6cmから5cmファインダー鏡筒に変更した。
【3-1】試写したM57こと座のリング星雲(写野全体)

【3-2】同、中心付近等倍トリミング

ある程度口径やflが大きく長くなると、ガイド精度や光学性能もさることながら、上空大気状態(シーイング)も影響してくるとあらためて思い知らされた。上画像の場合、M57リング星雲の中心星がクッキリ写っていない。
【データ】Scope=C11/Camera=ZWO ASI533MC Pro
Filter=RGB/Profile=Deepsky/Date=040423/Start(UT)=171502.003
Mid(UT)=172235.571/End(UT)=173009.139/Duration=907.136s/FramesCaptured=20
File type=SER/Binning=1x1/Bit depth=8bit/Data=RAW/Debayer(Preview)=yes
Debayer(Data)=no(RAW)/Debayer(Algorithm)=NearestNeighbor/Debayer(Pattern)=RG
ROI=3008x3008/ROI(Offset)=0x0/Shutter=45.0s/Gain=480(80%)/AntiDew=on
Brightness=1/Fan=on/Gamma=60/TargetTemp=-15/USBTraffic=96/WBlue=80
WGreenOffset=0/WRed=75/Histogramm(min)=12/Histogramm(max)=255
Histogramm=100%/Limit=15Minutes/Sensor temperature=5.0°F
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<龍吉>!(^^)前回のままでも問題なかったが、軽量スリム化の観点から改善の余地ありと、、(^_-)-☆
<はな>=^_^=ファインダー用途の光学性能なら及第点かも知れないが画像取得の面では落第 But,導入補正目的であれば十分だニャー≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚Uとにかく親子亀式を止めた効果は絶大。カウンターウエイト1個分近く軽量スリム化できた気がするワン▽・。・▽

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投稿者:龍吉at 23:22| 星雲・星団 | コメント(0)

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