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2023年09月23日

18年前アンタレス食

9/21は18年ぶりにアンタレス食があるという。結果的に言うと、当日は天候不良もあり残念ながら観察不能となった。そこで、18年前のアンタレス食の記事を再掲します↓
---------- 2005.3.31アンタレス食記事より ----------
↓潜入は雲に阻まれ出現のみ観察となったが、その後、伴星出現の瞬間を捉えていたことが分かった↓

↑左:伴星出現時(※) / 右:主星出現時↑
※伴星(5等級)は露光不足で、左画では殆ど分からない。>心眼で!
★恥ずかしながら、アンタレスに伴星があったことを当初全く知らなかった。(大恥)
 その後、伴星のことを知り、しかも出現はこの伴星から始まったことを西はりま天文台の動画像で確認。

☆↑出現は、(手にカメラレリーズを持ったまま)76EDガイド鏡(×30)で眼視で監視していた。以下、その状況↓
(伴星のことは知らなかったので)なかなかアンタレスが出てこない..と思っていたら、いきなり暗い星が出現!→「あれっ?」→とりあえずシャッター切る(=背面液晶モニターに写っていない)→アンタレス出現(おぉっ..)という感じ。
↓赤マーカー辺りがアンタレス伴星※2↓

☆その後、いろいろなWebサイトでアンタレス伴星のことを知り、さらに西はりま天文台の動画像で伴星出現後約6.5秒かかって主星アンタレスが出現したのを見て、これはひょっとして..?と思い、再度D70で撮った元画像を原板サイズで点検したところ、ちゃんと伴星が写っていたことが分かった..という次第。カメラって正直。カメラは事実をちゃんと捉えていた。※2
【データ】2005年3月31日01h35m08s/35m27s 撮影時間1/15秒/ニコンD70(ISO800,RAW)/ボーグ12.5cmED屈折+×レデューサー(合成fl=680mm)/センサー赤道儀@自宅前
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<龍吉>(-_-;)当時の記述から、潜入時は雲に阻まれ失敗、出現時はアンタレス伴星の出現から捉えていた。(^_-)-
<はな>=^_^=と、後から知った。=アンタレス伴星の存在を知らなかったのが何とも情けないニャー≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚U小口径でもアンタレス伴星を分離検出できたのは、口径による分解能では無く数秒間の月の移動だったワン▽・。・▽

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投稿者:龍吉at 23:56| 太陽系・月 | コメント(0)

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