2011 年05 月26 日
太陽光発電の電気工事
太陽光発電の電気工事が一通り終了しましたので大まかな作業内容を記録しておきます。元々築年数が古い関係から、太陽光発電導入にあわせて配線のしなおしなどもしました。
大まかにいって作業内容は次のようになります。
本体関連よりも周辺の工事でかなりの日数が取られました。
1.引込み線〜電力メータ〜契約ブレーカーまでの配線引きなおし
配線は8sqのSVケーブルで配線されていましたので、太陽光発電の容量などから交換が必要です。
22sqの配線へ変更となりました。
電力メーターから契約ブレーカーまでは壁内配線でしたが、特に配管などに入っていたわけではないので一旦壁を貫通、室内側で配線しています。
1本のケーブルがかなり太くなりました
左から2番目のケースは売電用のケースです
2.納屋分電盤〜納屋内〜架線までの配線引き回し
自宅の配線で一番問題なのがこの配線でした、ケーブルを見る限りは多分3.5sq(5.5sqかも)のケーブルです。
現状50Aの契約ブレーカーでも正直ギリギリの幹線になります。
今回契約が8kVAにかわりますので8sq以上への張替えが必要でしたので、架線〜母屋の配線にあわせて14sqへ張替えました。
これで10KVAまでは対応できます。
3.発電モニタ用の新規配線、モニタ設置
発電モニタは母屋への設置となりましたので、パワコンのある納屋から延々30m近く引っ張っています。
新規に納屋から母屋まで配線を引くことになりました。
微妙に長さが足りなかったらしく結構てこづってました
4.パワコンの設置作業
シャープのパワコンは通常は野外設置となりますが、今回は室内へ設置してもらいました。
といってもパワコン自体は内外どちらでも可能なJH-M02Bですが。
シャープの太陽光で少し気になっていたのが精密機器であるパワコンが室外設置タイプな事です。
いくら設計上考慮してあるとはいえ、過酷な室外よりは安定した室内のほうが電気製品にとっては良いはずです。
本来は大きさとか音の問題、配線の関係はあるでしょうが、今回は納屋への設置ですのでその辺はあまり問題にはなりませんでしたので室内設置でお願いしました。
こんな感じで、新規の引込み線や母屋へのケーブルが露出配線されている事など関係もあり、かなり複雑怪奇な配線状態です。
パワコンの位置や太陽光用の分電盤をもう少し考えればすっきりするはずなんですけどね。
こちらが作業途中のパワコンの画像です
パネルから2系統の入力
発電した発電の出力用
停電時のコンセント用の端子が見て取れます
こちらは太陽光用の分電盤です
パワコン用の漏電ブレーカー2つ
CTセンサー用の漏電ブレーカー
CTセンサーになります
納屋の分電盤になります
丸いわっかみたいなもので電流を測るようです。
5.太陽光パネルの設置
屋根に太陽光発電モジュールを設置します。
東面の画像になります。
6.太陽光パネルからの配線引き込み
太陽光からのケーブルは一旦納屋内に引き込んで、その後は室内を引き回して配線しています。
納屋の2階から引き込んでいます。後は、系統連携関連の作業のみです。
予定では5月30日からの予定です、あと少しで発電開始です。
投稿者:たかしー
at 21 :11| 太陽光発電
| コメント(0 )
| トラックバック(0 )