キャビーナの修理
昨日に引き続き、今日もいい天気です。ツーリング日和なんですが、朝母親からキャビーナの調子が悪いから見て欲しいとの事。
実は昨日バイク屋から修理があがったばかりなのですが出だしの加速がめちゃめちゃ遅いようです。
とりあえずエンジンをかけてみるとミッションあたりから異音が・・・
バイク屋曰く、ミッションのベアリングが完全に破損していて、ベアリング交換したとの事、ひょっとしたらミッションそのものも交換しなくちゃいけないかもとの話でした。
とりあえずこれで様子を見てくれって、オイオイそれじゃ修理完了してないだろう。
まぁ、ホンダのバイクを近所(自転車屋に毛の生えた程度)スズキの店に修理だしているんでどうも構造などが違うようです。
それにしてももう一台パーツ取りのバイクもあるんだから修理出す前に一言いってくれれば見てみたのに・・
これが母親のバイクです。
とても綺麗でしょう、先日貰い事故に会い外装一式が新品に換わりました。修理代30万程だそうです
ちなみに中古で8万程で購入した車体です、バイク屋まかせだったとはいえどうなんでしょうね
とりあえず、パーツリストとにらめっこして、おそらくバイク屋で修理したのはトランスミッションのベアリングだろうとあたりをつけて分解します。
ちなみにこれは2代目、1代目はエンジン側のベアリングが逝ったため廃車、部品取り用として保管してあります。
まずは1代目をばらします
以前ばらしたことがあるのでここまでの分解は簡単です
今回はエアーインパクトレンチもありますのでドライブベルトも簡単に外せました
ミッション部分まで分解したところです。
おそらく、このギア部分がおかしいのかな?
ここはネジを外しただけでは簡単には外れず、裏からトントンと叩いてなんとか分解できました。
バイク屋で交換したのはこの辺のベアリングのようです。
さすがにベアリング交換は専用工具がなければ手がでません、次の工具の購入候補に上げておきましょう
こちらは修理が上がったバイクの同じ場所です
本来はミッションオイルに浸っている所ですが、グリスまみれ。
う〜ん、勝手が違うとはいえ普通はオイルでしょう、まぁこれはこれで有りとゆうことでこのまま
ちなみに1号機と比べると小さいギアにぶれがあります。どうもこの奥のベアリングの駄目になっているようです。
う〜ん、ベアリングはエンジン本体部分なんでパーツ取りからの移植とゆうわけにもいきません。
ただ、せっかくここまで分解したので、ドライブベルト等は程度のいい1代目から移植します。
ちなみに加速が悪い原因はおそらくドライブフェイスにグリスがついていたためな気がします。
ちゃんとパーツクリーナで油脂を取り去ってから組み付けます。
幸い、今回の加速しない不具合はこの対応で直りました。
これであと2年程持ってくれればいいのですが。
さて、せっかくキャビーナの修理をしているんでついでにリアタイヤを交換することにします。
ただ、母親曰く、まだ大丈夫だから雪が降る頃に交換してとの事、とりあえず1代目のリアタイヤを交換して、言われたら組み替える事にします。
一般的にスクータのタイヤ交換には、マフラーを外す必要があります。
メットイン部分の5つのボルトとオイルのキャップを外せば全体がひきだせます
エンジンが見えました。
プラグ交換もここまで外す必要があります。
無事タイヤが外れました。
毎度のことながらタイヤのボルトが外れません。
少々苦労しましたが無事外れてくれました、なお、インパクトレンチで外す場合は、リアタイヤをロックしないほうが外れやすい気がします。
ビードプレーカを使えば一瞬でビードが落ちます。
出して片付ける手間の方が時間がかかります
レバーを駆使して外します。
ここからはゴムハンマー攻撃です
タイヤには向きがある場合がありますので必ずチェック
間違えるとかなりブルーになります
片側は割とすんなり入ってくれました。
もう片方は、ビードクリーム塗りたくって、入っている部分を膝でリムの内側へ寄せて少しずつかんばるしかないですね
今回は、多少手こずりましたが30分ほどで完了。
確実にスキルは向上してるかな?
新旧のタイヤ比較です。
ツルツル状態、危険領域を超えていますが・・・まだいいそうです
さすがに危ないので今度こっそり交換します
投稿者:たかしー
at 18 :36| 屋根付きスクータ
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