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2010 年09 月23 日

麹の切返し

前日、蒸し米に種麹(麹菌の胞子)を付着させたものを約30℃でほぼ一昼夜寝かせます。二日目の朝、麹菌が少し繁殖を始めた頃を見計らって「切返し」と「盛り」の作業を行ないます。この時期の蒸し米は、麹菌の繁殖に伴ない独特な甘い香りに変化します。この後、温度が上昇しますが、約36℃で「仲仕事」を、約38℃で「仕舞仕事」を行い麹の層を薄く広げ、温度の適度な上昇と水分の発散を促します。三日目の夕方には麹が出来上がります。

お酒は楽しく適量を

20100923


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投稿者:天狗舞at 18 :23| 酒蔵日記