2006 年12 月16 日
山廃純米吟醸酒の仕込
今年も残すところ2週間程となりました。昨年の丁度今頃は12月にしては珍しい大雪に悩まされたものですが、このところは比較的暖かい冬のようです。さて、蔵では山廃純米吟醸の仕込が最盛期を迎えております。
写真は翌日の「仲仕込」(もろみの第2段の仕込)のために添(そえ)桶あるいは枝桶と呼ばれる小さなタンクで温度管理したもろみの最初の段階のものを大きなタンクへ移す作業をしているところです。ポンプを用いると楽なのですが物理的にもろみの米粒がつぶれてしまいますのでこのように大きなひしゃくですくい取っています。
翌日が「仲仕込」、翌々日が「留仕込」でもろみの仕込は完了しますが、この先醗酵が完了するまで約35日を要します。(山廃酒母ですのでもろみの仕込の前にすでに30日を費やしています。)
飲酒運転撲滅
投稿者:天狗舞at 14 :52| 酒蔵日記