2007 年06 月06 日
遷座祭
昨晩は兼務の神社でめったに無い祭典をご奉仕致しました。それは遷座祭と言いまして平たく言えば神様のお引越しです。その神社のご本殿の銅版葺き屋根が老朽化して参りましたので、屋根を葺きかえることになりました。・・・・・といっても、御神体がお鎮まりになっままでご本殿の屋根に上がるわけには行かず、その前に御神体にお引越しいただくお祭を奉仕します。
昨晩8時に先ずはその神社で祭典を奉仕します。お祓いし、お供え物をし、しばらく仮殿にお遷りいただく旨の祝詞を奏上し、玉串を供えてお参りします。そして全ての明かりが消され、松明の明かりの中を、白布の垣根に囲まれた中で宮司がご本殿より御神体を捧げ持って仮殿にお遷し申し上げます。お遷りいただいた後も仮殿で祭典を奉仕します。この神社には境内社に愛宕社があり、仮殿はそのご社殿に致しました。
昨晩はお天気にも恵まれ無事に祭典を納める事ができました。多くの町内氏子の方も境内で静粛な祭典を見守り、めったに無い祭典に静かな感動を感じておられたようです。
またまた地元のケーブルテレビをキャプチャしました。
氏子さんたちが消灯前に松明の準備や絹垣(白布の囲い)の準備をしています。
投稿者:葉二(はふたつ)
at 22 :07| 神社のお仕事
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