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2009 年04 月18 日

H21春-上京-初体験三昧&楽部演奏会(本題・・・って・・・)

mixi仲間の「おけいはん様」にメインがどれかわからないとのご指摘を受けましたので、その3「本題」として記しておきます。

私の雅楽暦は遡れば、学生時代にチョコット講習会に出たのから数えれば、20年以上になりますが、ずーっと自己流で習う事無くやってました。
神職になり、最初の赴任地「笠間稲荷神社」では「水戸雅楽会」に所属して、しっかりと雅楽を学んでいる先輩が多くおりました。私もいずれしっかりと習わねばと思うもつかの間、一年で退職し(何か問題起こした訳じゃないよ!)、「白山比め神社」に奉職!
「白山」では浪速神楽は致しますが、雅楽をする事もなく、やはり自己流の楽を続けておりました
この頃、金沢にある「礼楽研究会」という団体に所属しますが、主に祭典奉仕を中心として活動している団体で、しかも龍笛以外のメンバーの充実がなく、舞楽まではとても手が出せる状況ではなかったです。
神社間の交換研修で「北海道神宮」に伺った時、職員で雅楽会を構成し、舞楽までもやっている様子を見て、なんとも羨ましく思いましたが、現在の自分の環境では無理だと諦めておりました。
8年前に実家の神社に戻り、その年より「神社本庁」主催の「雅楽講習会」に参加。
・・・で、2回目の研修会で今も師と仰ぎますA先生に出会います。
・・・「何とかこの先生の下で、龍笛を教わり続けられないものか?・・・」
・・・・・と思ううちに、洋遊会に出会います。
で、平成16年に洋遊会に入会させていただき、その頃から本格的に先生に龍笛を指導頂くこととなります。

・・・前置きが長くなりましたが、その頃から楽部の春秋の演奏会には、用事がなければ行くようにしており、毎回感動して帰ってまいります。

今回は舞楽のみでしたが、「太平楽一具」なんてのは見る機会は稀です。一具とは序・破・急の曲で構成される組曲で、太平楽では序が「朝小子」破が「武昌楽」急が「合歓塩」の3曲で構成されております。
「太平楽」は一式4000万円とも5000万円ともいわれる、甲冑装束を着て勇壮に舞う「武舞」で、「楽家録」によれば、漢の高祖と項羽がモデルとなっており、項羽の家来の項荘が太刀を抜いて高祖の殺そうとした時、項羽の李父、項伯が共に舞いながら高祖を守った様子だそうです。
参考
http://tokyocinema.net/taiheiraku.htm

「八仙」は「鶴舞」ともいわれ、面は鶴の顔を模しています。鼻先に鈴が下がっていますが、鈴の音を鶴の声としたようです。
また「崑崙八仙」ともいわれ、崑崙山の8人の仙人が訪れた様子と舞としたと伝えられます。
参考
http://www.iz2.or.jp/fukushoku/f_disp.php?page_no=0000058

当日の様子はやはえmixi仲間の「蘇合香」さんが伝えてくれると思います。mixi登録して私のmixiからどうぞ・・・・・
・・・・・
・・・ってやっぱりひとまかせかいっ!!

投稿者:葉二(はふたつ)
at 13 :46| 雅楽はお好きですか?