H21春-上京-初体験三昧&楽部演奏会(本題・・・って・・・)
mixi仲間の「おけいはん様」にメインがどれかわからないとのご指摘を受けましたので、その3「本題」として記しておきます。
私の雅楽暦は遡れば、学生時代にチョコット講習会に出たのから数えれば、20年以上になりますが、ずーっと自己流で習う事無くやってました。
神職になり、最初の赴任地「笠間稲荷神社」では「水戸雅楽会」に所属して、しっかりと雅楽を学んでいる先輩が多くおりました。私もいずれしっかりと習わねばと思うもつかの間、一年で退職し(何か問題起こした訳じゃないよ!)、「白山比め神社」に奉職!
「白山」では浪速神楽は致しますが、雅楽をする事もなく、やはり自己流の楽を続けておりました
この頃、金沢にある「礼楽研究会」という団体に所属しますが、主に祭典奉仕を中心として活動している団体で、しかも龍笛以外のメンバーの充実がなく、舞楽まではとても手が出せる状況ではなかったです。
神社間の交換研修で「北海道神宮」に伺った時、職員で雅楽会を構成し、舞楽までもやっている様子を見て、なんとも羨ましく思いましたが、現在の自分の環境では無理だと諦めておりました。
8年前に実家の神社に戻り、その年より「神社本庁」主催の「雅楽講習会」に参加。
・・・で、2回目の研修会で今も師と仰ぎますA先生に出会います。
・・・「何とかこの先生の下で、龍笛を教わり続けられないものか?・・・」
・・・・・と思ううちに、洋遊会に出会います。
で、平成16年に洋遊会に入会させていただき、その頃から本格的に先生に龍笛を指導頂くこととなります。
・・・前置きが長くなりましたが、その頃から楽部の春秋の演奏会には、用事がなければ行くようにしており、毎回感動して帰ってまいります。
今回は舞楽のみでしたが、「太平楽一具」なんてのは見る機会は稀です。一具とは序・破・急の曲で構成される組曲で、太平楽では序が「朝小子」破が「武昌楽」急が「合歓塩」の3曲で構成されております。
「太平楽」は一式4000万円とも5000万円ともいわれる、甲冑装束を着て勇壮に舞う「武舞」で、「楽家録」によれば、漢の高祖と項羽がモデルとなっており、項羽の家来の項荘が太刀を抜いて高祖の殺そうとした時、項羽の李父、項伯が共に舞いながら高祖を守った様子だそうです。
参考
http://tokyocinema.net/taiheiraku.htm
「八仙」は「鶴舞」ともいわれ、面は鶴の顔を模しています。鼻先に鈴が下がっていますが、鈴の音を鶴の声としたようです。
また「崑崙八仙」ともいわれ、崑崙山の8人の仙人が訪れた様子と舞としたと伝えられます。
参考
http://www.iz2.or.jp/fukushoku/f_disp.php?page_no=0000058
当日の様子はやはえmixi仲間の「蘇合香」さんが伝えてくれると思います。mixi登録して私のmixiからどうぞ・・・・・
・・・・・
・・・ってやっぱりひとまかせかいっ!!
投稿者:葉二(はふたつ)
at 13 :46
| 雅楽はお好きですか?
最後に・・・小学校で雅楽鑑賞会
今日は能美市の粟生小学校に、神職の雅楽仲間5名で、雅楽鑑賞会をしてきました。
10年ほど前から、石川県神社庁青少年部会の事業で、小中学校の雅楽鑑賞会に出向いております。45分の授業時間内ですので、多くの事は出来ませんが、管弦曲を3曲ほど演奏し、雅楽の歴史や楽器の紹介もします。そしてもっとも喜ばれているのが、10分〜15分くらいの時間を取って、児童生徒に楽器を触って、吹いてもらう事!・・・・・東京の武蔵野楽器さんの協力により、楽器をレンタルしており、子供のみならず先生が興味津々の事も!
私本日は「笙」の担当でしたが、暫く「笙」はやっていなかったのと、少々息遣いが強かったせいか(吸い込みの時に痛めたと思うが・・・)、背中を痛めてしまいました!(^_^;)
午後はうちの神社に帰って、地鎮祭1件と安産祈願2件ご奉仕し(拝礼作法の時背中に激痛が・・・・・(T_T))、終わって直ぐに大学後輩の営む接骨院へ行って、電気当てて(・・・年寄り臭いという声も聞こえてきそうですが・・・)、今はだいぶ良くなりました(^_^)v
・・・以上!
本日はブログタイトル3つ頑張りました!!
投稿者:葉二(はふたつ)
at 18 :53
| 雅楽はお好きですか?
石川県神社庁雅楽講習(初級者)
さて、昨日今日と開催されました「石川県神社庁雅楽講習(初級者)」ですが、三管で総勢21名の参加の元無事終えてきました。
龍笛の受講生は10名、うち4名が初心者・・・しかも、2名は龍笛すら持った事がないとの事・・・・・。2名の担当はK氏に任せましたが、2名とも今日には音も出て、越天楽くらいは何とかついてこられる様に!!
神社庁神殿の奉納演奏は、越天楽と五常楽急、越天楽は参加者が最も多く経験していると思われる曲で、まあまあそこそこの出来!五常楽急は合奏練習の時に指摘して、直したはずの龍笛と篳篥のずれが!!まあたった2日で癖を元に戻すのは難しいって事か・・・・・。
参加された皆さん!!教わった事はしっかり復習しましょうねぇ。
・・・
画像掲載の予定が、神社庁職員のF氏に頼んでおいた画像が届かない・・・・・。・・・後日画像追加します・・・。
投稿者:葉二(はふたつ)
at 20 :50
| 雅楽はお好きですか?
明日と明後日は
明日と明後日は石川県神社庁の雅楽講習会(初級者)です。私は図らずも県神社庁の雅楽講師ですので、2日間何とか自分の持っているものを伝えて来れればと思います。龍笛の受講生は10名ほどですが、初心者もおりますので、私と金沢のK君の2名で担当します。
とりあえず笛が鳴らなきゃ始まりません。私も初心の頃はなかなか責音(オクターブ上の音)が鳴らずに苦労しましたが、自分の癖吹きに問題があったことを、諸先生に教えていただきました。今は師と仰ぐA先生の指導の下、力を抜いてしかも芯を捉えた太い音を出す事が出来るようになってきました。(^_^)v!この経験を生かし、受講生の癖吹きはうまく修整して、力を抜いて吹ける様に導きたいと思います。
成果は後日!!
投稿者:葉二(はふたつ)
at 23 :05
| 雅楽はお好きですか?
上京してみっちりと・・・
龍笛の講習を受けに上京して参りました(^_^)v。講師は勿論、我が師と仰ぐA先生。今回も富山Y会のM氏と一緒に伺いましたが、またまた実り多き講習でした(^O^)/。A先生の講習は何よりも音の出し方!唱歌や曲も教わりますが、基本となる芯を捉えた音が常に出るようにと細かく教えて頂きます。・・・今回の講習では・・・チョット・・・見えてきた気が・・・・・。
龍笛の講習も勿論大事ですが、アフターの懇親も色々なお話が聞けて為になります。今回選んだお店は西銀座の「日本酒スローフード方舟」・・・北陸の鮮魚と珍味&地酒の三拍子がしっかり揃う店で、我が山中温泉の地酒「獅子の里」も置いてあり、メニューには無かったけどメールで確認した、「獅子の里の本醸造」を注文、私のお薦めの燗で頂きましたが、先生の評価も好評でした(^_^)v・・・・・このお店なかなか良いです。
懇親会も終えて、池袋のホテルにチェックイン。なかなか洒落た部屋でした。
今日はM氏のたっての希望で明治神宮参拝。代々木で降りて北参道から拝殿へ!参拝後はそのまま原宿まで!!・・・で、ついでに渋谷まで歩いちゃいました!!!渋谷に行く目的はある壁画を見る事!・・・JR渋谷駅と京王井の頭線渋谷駅を結ぶ連絡通路に最近設置された「明日の神話」かの岡本太郎画伯の大傑作です。
さて、本年も雅楽のスタートを切ったわけですが、今年もより一層の飛躍に励みますぞ!!
投稿者:葉二(はふたつ)
at 23 :18
| 雅楽はお好きですか?
| コメント(0 )
| トラックバック(0 )
小松市ゲイツヘッド・ウィーク Part2
小松市ゲイツヘッド・ウィークの雅楽公演の画像が届きましたのでアップします。
先ずは安宅住吉神社の雅楽会と洋遊会のジョイントで「管弦」の演奏です。
平調音取
越天楽
朗詠「嘉辰」
抜頭
私は鞨鼓担当。嘉辰は句頭を担当し、司会進行も、と大変でした。
続いて舞楽は「陪臚」です。
陪臚破はまあまあの出来でしたかねぇ・・・。急は少し遅かったかな?
次に雅楽器紹介とノーザンプリアンパイプ(バグパイプの一種)の紹介です。
紹介後にチョットコラボ演奏を!
どちらの楽器にも制約がありましたが、なんとか「ふるさと」を演奏しました。
最後にゲイツヘッドの方々のノーザンブリアンパイプの演奏でした。
投稿者:葉二(はふたつ)
at 23 :25
| 雅楽はお好きですか?
| コメント(0 )
| トラックバック(0 )
ニックネーム変更しました!
本日ニックネームを変更しました・・・・・「葉二」(はふたつと読みます)。
「葉二」は、横笛の名手「源博雅」が朱雀門で見知らぬ者と交換したという名管で、江戸時代初期の「楽家録」には、天下第一の笛と伝えられます。
私の笛の腕はまだまだですが、常の上達を祈念して、ニックネームを「葉二」とします。
投稿者:葉二(はふたつ)
at 23 :28
| 雅楽はお好きですか?
| コメント(2 )
| トラックバック(0 )
神社庁雅楽研修会〜懇親会へ・・・(笑)
本年も宮内庁楽部の3先生を迎えての雅楽研修会が石川県神社庁で開催されました。研修会は3/1〜3/2の日程で開催されましたが、私は社務の都合上3/1のみの参加となり残念です。
私は龍笛ですが、龍笛の講師はもちろんA先生(^_^)v・・・我が師であります(^_^;)・・・。一日だけ(・・・と言っても午後から半日ですが・・・)の研修でしたが、やはり得る所はありましたね!!研修そのものもそうですが、懇親会ではなかなか色々なお話も聞けて勉強になります。
懇親会場は片町の料亭「浜長」美味しい料理とお酒でついつい飲みすぎ・・・(笑)・・・2次会はメンバー行きつけのラウンジ「緑」でしたが、A先生のお好みは美味しい魚とお酒!!・・・A先生と私とM君とO君で3次会へ・・・・・。最近片町に進出した「和倉信寿し」へ!・・・普段の私の行きつけは近江町にある「ひら井」ですが、23時までなので行けず、信寿しの和倉温泉のお店には何度か行って美味しかったのと、午前2時までの営業という事で行って見ました。・・・・・やはり・・・なかなか・・・美味しい・・・で・・・・・意外とお安かったので大満足です。この日は金沢に泊まって翌早朝に帰宅し、お宮参りや厄除祈願や兼務社の春祭りや結婚式などをしっかりご奉仕させて頂きましたよ(^_^)v
投稿者:葉二(はふたつ)
at 18 :31
| 雅楽はお好きですか?
| コメント(0 )
| トラックバック(0 )
小松市ゲイツヘッド・ウィーク
「姉妹都市イギリス・ゲイツヘッド市から、教育関係者と芸術家が来日。イギリスの教育制度の紹介や伝統楽器バグパイプによる演奏、プロのオーケストラメンバーによるコンサートなどを開催します。ゲイツヘッド市を身近に感じてもらえると思うので、ぜひお越しください。」小松市のHP(http://www.city.komatsu.ishikawa.jp/kakuka/kikaku/kokusai/Gatesheadweek.asp)にこんな文句が・・・。
2/8〜2/10にかけて、イギリスにある小松市の姉妹都市「ゲイツヘッド市」から教育関係者が来訪し、フォーラムやワークショップが開催されます。この一環としてコンサートも開催されますが、2/9には雅楽とノーザンブリアンパイプ(バグパイプの仲間)の演奏会があり、私は雅楽の担当させていただきます。
小松市のイベントですが、折角の雅楽演奏会で英国の方々は本より、地元の生徒を始め地域の方々も来られる様なので、しっかりとした公演にする為、所属する「洋遊会(高岡市無形文化財)」に依頼し舞楽の公演も行います。2/9の公演は無料ですので、お近くの方は是非お越し下さい。
管弦の演目は「平調音取」「越天楽」「朗詠嘉辰」「抜頭」
舞楽の演目は「陪臚」です。ステージが狭い為「陪臚」は二人舞です。
2/8のノーザン・シンフォニア・オーケストラメンバーのアンサンブルには整理券が必要ですので、行かれます方はご連絡下さい。
会場は何れもJR小松駅前の「こまつ芸術劇場うらら」です。
詳細はチラシをご覧下さい。チラシはクリックすれば拡大されます。
投稿者:葉二(はふたつ)
at 22 :07
| 雅楽はお好きですか?
| コメント(2 )
| トラックバック(0 )
「洋遊会」英国雅楽公演・・・おまけ・・・
12回分の日記になってしまった、今回の演奏旅行記ですが、何しろ見るもの聞くもの全てが新鮮で、とてもたくさんの画像に収めてまいりました。
つきましては、mixiの方でフォトアルバムを作成しておりますので、是非ご覧下さい。mixiに登録されていない方は、この機に登録しては?登録にはmixi登録者からの招待が必要ですが、よろしければ私の方から招待しますよ!
なお、私のmixiのURL は http://mixi.jp/show_friend.pl?id=2162608 です。
投稿者:葉二(はふたつ)
at 22 :27
| 雅楽はお好きですか?
| コメント(3 )
| トラックバック(0 )
「洋遊会」英国雅楽公演(其の十二)・・・帰国」10/13
いよいよ帰国の日になりました。短かったような・・・長かったような・・・。言える事は密度の濃い8日間であったという事!名残惜しいです(:_;)・・・あと2日滞在するメンバーが羨ましくもありました。・・・ホントに・・・
朝7時45分にホテルを出発!ハフィショルさんご夫妻にホテルからHumberside空港まで送って頂きました。最初にご覧頂いたように、Humberside空港はかなり小規模。小松空港や富山空港の方がよっぽど大きいです!・・・で、気が抜けたのか一緒に帰るN氏が手荷物チェックで引っ掛かりまして・・・・・。出てきたものはライター三個!おもちゃのピストル!ウィスキーボンボンみたいのも何かいわれてたような・・・・・。検査場手前まではハフィショルさんが居たので、係員に英語で説明しておりましたが、検査場は私とN氏だけ!係りの人の英語も何となくなら雰囲気で解るのですが・・・・・。・・・結局、おもちゃのピストルは没収!!ライターは一人一個なら良いとの事で、私も一個持つ事に。
先ずは乗り継ぎのオランダのSchiphol空港まで約1時間です。乗り継ぎ時間は3時間です。
Schiphol空港のロッカーです。8ヶ国語に対応しています。
Schiphol空港はただただ広いワンフロアの空港で、B〜Hのエリアに分かれています。・・・何故かAは無いようです。それぞれのエリアに10〜20の搭乗ゲートがあります。
この画像はちょうど中央あたり。イギリスからの到着はDエリア、日本の出発はFエリアで、普通に歩いて15分位?ゲートの案内板は大きくてあっちこっちにあるので、広くても迷うことはありません。
イギリスではパイとかビザとかイモとかが多かったので、それ以外を食べようとウロウロしましたが、結局落ちついたのは・・・・・
マクドナルドです!(^_^;)v・・・・・。空港には寿司カウンターがあるのですが、かなり高いとお聴きしておりましたので敬遠。ラーメンカウンターもあったのですが、普通の中華ソバでNO_EMOJI_CHAR;8.00(\1300位)でしたのでやめにしました。しかし・・・・・ビックマックセットとサイドサラダとハイネケンで・・・・・NO_EMOJI_CHAR;11.80(\1900位)でした。
いよいよ出発です。成田まで11時間強。帰りの機種はBoeing777-200の最新機種で、エコノミー席でもプライベートモニターがあり、映画3本見ました。
・・・オヤスミナサイ・・・
追記をみる
投稿者:葉二(はふたつ)
at 23 :21
| 雅楽はお好きですか?
| コメント(2 )
| トラックバック(0 )
「洋遊会」英国雅楽公演(其の十一)・・・Burton Agnes Hall」10/12
私にとっては英国最終公演日です。他のメンバーは13日にBeverleyのワークショップ&演奏がありますが、私は明日13日早朝に帰路につきます。
今日はバートンアグネス村のバートンアグネスホールでの演奏です。・・・事前の情報が少なく、「行ってみて何をやるか決める」との事。
・・・・・出かける前に・・・・・先ずは早朝散歩から・・・(笑)
Beverleyの街の西側には、広大な森と放牧地が広がっています。
「WestWood」と呼ばれる広大な丘は、Beverley町民の共有地で、住民が馬や牛を自由に放牧しています。・・・早朝なのでまだ牛は居ませんが、私の後に散歩でここに来たN氏に聞いたら、牛が一塊となって放牧地に出てきたとの事でした。WestWoodの木は「この〜木、何の木・・・・・(by日立CM)」的な木の感じでした。
市街地に戻り、住宅街をしばらく歩くと・・・
何の事は無いポストですが・・・この形、日本では見なくなったなぁ・・・・・。
さて、例の如く気さくな運ちゃんのバスが迎えに来て出発!
「Burton Agnes Hall」ってのは、旧貴族のお城ですが・・・・・チョットした謂れのある建物です。・・・怪談のお好きな方は、追記をご覧下さい・・・
3階建てのとても広いレンガ造りのお屋敷は、現在の家主「Susan Cunliffe-Lister」さんとご子息の「Simon」さんが実際に住まいしているそうですが、館内は一般に開放されています。伝統的な建造物を一般に開放することによって、多額の税金が免除される仕組みになっているようです。
3階は通しの広〜い部屋になっており。部屋の壁には数多くの絵画、壁掛けが掛けられ、中央の彫刻や素晴らしい家具に至るまで、多くの美術品で飾られています。
・・・・・
我々の雅楽公演ですが、お天気も何とか持ちそうなので、お屋敷をバックに外の正面で管弦・舞楽をする事にしました。・・・と言っても、舞台設営が大変です。当初、ブルーシートの上に地敷をとの発想でしたが、ブル−シートが小さすぎて・・・。結局、シートの周りに余った白布を敷き、その上に地敷を張り、高蘭を組んで完成!やや安定感には欠けますが、何とかなるでしょう。
演目は
「納曽利」「平調音取」「越天楽」の後に楽器紹介、「抜頭」「嘉辰」「蘭陵王」と盛りだくさんの内容で、近所の学校の児童や、家主のご友人、ご近所さん、観光客で50名くらいに披露致しました。
この公演で、私の英国公演日程は終了。明日早朝に帰国の途につきます。
追記をみる
投稿者:葉二(はふたつ)
at 22 :03
| 雅楽はお好きですか?
| コメント(0 )
| トラックバック(0 )
「洋遊会」英国雅楽公演(其の十)・・・ヨーク観光Part2」10/11
ヨーク観光の続きです。食後はフリーでしたので先ずさっき下まで行った「Clifford's Tower」に登ります。
要塞への入口です。入場料は確か£3.00だったような・・・。\720位かな?
タワーの上からの眺望です。トンガリ屋根の先に「York Minster」が見えます。
再び市街地を歩き、お土産屋さんを物色し、ウィンドウショッピングを楽しみながら「York Minster」を目指します。
路面電車じゃありません。バスです!2台の車両が連結されています。ヨーク市内にはこんな変わったバスも走っています。・・・・・曲がり角とかどうなるんだろう・・・・・。
「York Minster」外観です。・・・・・実は外観は最後に撮ろうと思っていたのですが、電池の充電が切れました。・・・で、£5.00で購入したガイドブックをスキャンしました。ここは料金を払って、屋上に登ることができます。拝観料+塔への入場料で£7.50。
ミンスター入口側の礼拝堂の狭くて急な螺旋階段を上り、一旦外に出ます。大聖堂の屋根と2つの塔が目の前です。・・・さらに、中央の塔のもっと狭い螺旋階段をひたすら登ります。
中央の塔の屋上から、ヨークの街が一望できました。
今通ってきた街の様子です。伝統的な建物がびっしりです。・・・再び狭くて急な螺旋階段をひたすら降りて、大聖堂内部に戻ります。
素晴らしいパイプオルガンです。・・・で、この後電池が切れました・・・・・(T_T)
今日一日、ヨークの街を見て歩きましたが、歴史のあるいい街だと感じました。
追記をみる
投稿者:葉二(はふたつ)
at 23 :24
| 雅楽はお好きですか?
| コメント(0 )
| トラックバック(0 )
「洋遊会」英国雅楽公演(其の九)・・・ヨーク観光Part1」10/11
ハルの本公演も終えて、イギリス到着翌日以来のゆったり時間を過ごせる日です。
新幹線です。もちろん日本に帰ったわけじゃありません!ここはヨーク駅に隣接した「国立鉄道博物館(National Railway Muzeum)」です。初期の蒸気機関から最新鋭のユーロスターまで各種の車両が展示されています。
昼過ぎまでは、企画者のハフィショルさんご夫妻に市内を案内いただきます。
もう見慣れてきたイギリス風の街並みですが、ここはチョット違った雰囲気です。
「Shambles」という通りです。
大変狭い通りで、しかも建物の二階以上の部分が大きく張り出しており、なお圧迫感のある通りです。今は観光商店が多く軒を並べる通りですが、その昔は肉屋さんが多くあったという事で、通路の中央は残を流す川のようになったいたそうです。
Shamblesから出て大通りを渡り、再び狭い商店街と広場に出ると・・・・・
見慣れた看板が・・・スターバックスコーヒーです・・・。スタバは世界中にありますねぇ・・・。さて、広場から坂を登り、しばらく進むと視界が開けました。
「Clifford's Tower」です。13世紀〜17世紀頃の要塞で、城郭の中心的存在でした。・・・午後から登りましたので、後でご紹介します。
再び中心市街地に戻って昼食です。この通りの先に「Betty's」という、大変有名なティールームがあり、ここでサンドイッチと紅茶を頂く。もう1時というのに凄い列が出来ていた。ハフィショルさんのお薦めで「Lapsang souchong」という紅茶を頂く。中国原産の紅茶で、薫蒸さてれいてスモーキーな味わいでした。(初めて飲んだ!)
さて、食後はしばらくフリーです。
・・・Part2に続く・・・
投稿者:葉二(はふたつ)
at 22 :12
| 雅楽はお好きですか?
| コメント(0 )
| トラックバック(0 )
「洋遊会」英国雅楽公演(其の八)・・・ハル本公演」10/10
いよいよ来ましたその日が(^O^)/
ハルシティホールに到着です。右に写っているのはお世話になったバスです。運転手さんが気さくな人で、朝迎えに来て乗車の度に「オ・ハヨ・ゴ・ザイ・マス」と気さくに挨拶してくれます。・・・で、私はお返しに「Good Morning!」って逆じゃん・・・(笑)
ホールの向かいの、海洋博物館(右)ですが、思いっきり快晴です。\(^o^)/昨日のうちに確認した、平台を組み、地敷を張り、白布を敷き、高蘭を組み、打楽器を組み、管台を組み、胡床を配置し。・・・腹が減ってはいくさは出来ぬ!中断してご飯です。
ホールの近くにある中華バイキングの店です。2000年に来たメンバーは「前もここ来た〜」なんて言ってました。和食ではないですが、何となく懐かしいというか知ってる味でホッと。
さて、腹ごしらえもしたし、舞台設営の残りも順調に終えて小休止。この間にBBCテレビの再度の取材と、ハル市長の訪問を受けました。BBCテレビニュースの取材内容は、開演直前の時間帯のニュースに流れました。ホール前にBBCと家電メーカーの「Philips」提供の大画面があり、みんなで見に行きましたのでカメラの動画に収めてきました。mixiの方でアップします。
画像はホールの全景です。残念ながら本番の画像はありません。同行にK新聞の記者の方が来ておられて、QMSの時は撮ってもらったのですが、今回は失念しておりました。
19:00開場!観客は10人程度(・_・;)・・・大丈夫かな?不安が・・・。19:30開演。300人ほどのお客さんがおられました。\(^o^)/
第1部 振鉾・納曽利
QMSと同じ内容での公演でしたが、今回は入場の演出と姿勢等、細かい所を入念にチェックし、整然とした中での公演を心がけました。結果は良かったんじゃ?・・・。演奏の方も良い出来だったと思います。私は笛担当でした。
第2部 平調音取、越天楽、抜頭、嘉辰
演奏はもうお手の物の内容です。ここも1部と同様、打楽器、絃楽器の高蘭舞台への移動や配置にまでしっかりとしたチェックをしました。・・・良い演奏だったと思います。私は鞨鼓と嘉辰の句頭でした。嘉辰の句頭は精一杯の声で歌い上げたつもりです。結果としてQMS同様、嘉辰が一番人気だったようです。
第3部 蘭陵王、陪臚
ここも鞨鼓を担当してましたが、少々アップテンポでした。しかし、メンバーのテンションも上がり、リズム感も良く、素晴らしい演奏に仕上がったと思っております。演奏後の観客の拍手は、広いホールに多くない人の割には大きく鳴り響き、観客の感動が伝わってまいります。
最後に長慶子を演奏して、順次退出いたしましたが、最後まで拍手は鳴り止まなかったのが今でも耳に残っています。
大変いい経験をさせて頂きました。
では!
投稿者:葉二(はふたつ)
at 23 :48
| 雅楽はお好きですか?
| コメント(0 )
| トラックバック(0 )
「洋遊会」英国雅楽公演(其の七)・・・早朝散歩Part2」10/10
本日はメインのハル・シティホールでの公演日です。しかし、先ずはベバリーの街早朝散歩Part2から。
通りから少し入るとこんな路地がたくさんあります。なかなか雰囲気があります。
今朝は北から攻めて見ました!・・・(笑)
NORTH BARです。北からベバリー市街地に入るにはここを通らなければなりません。古くはこの門から城壁が続いていたようですが、今はこれだけ!・・・barと言ってもお酒提供の店ではありません。
ベバリーでは警察署もレンガで趣のある建物です。
North Barの角にベバリーの掲示板があり、今日のハルでの公演のポスターが張ってありました。
消防署です。
以上駆け足早朝散歩Part2でした。
朝食後直ぐにハル市に向かいます。・・・気合が入ります。
・・・・・
駆け足でスイマセン<(_ _)>何とか今日中にアップしたかったもので・・・。
では(^O^)/
投稿者:葉二(はふたつ)
at 23 :16
| 雅楽はお好きですか?
| コメント(0 )
| トラックバック(0 )
「洋遊会」英国雅楽公演(其の六)・・・Beverley&Hull」10/9
10/9になりました。時差ボケも概ね解消し、今朝の起床は6:30!うむ身体が戻ったぞ!しかし、今朝は雨(・_・;)お散歩は中止です。・・・昨日遅かったのもあるし・・・。
今日はベバリー町長を表敬訪問する日です。町長ご夫妻には、到着翌日のベバリーフードフェスティバル会場でお会いしておりますが、これは非公式!今日は公式にご訪問させて頂くということで、男性はスーツに雅楽柄ネクタイ!女性は着物で訪問いたしました。場所はベバリーのギルドホール。町の旧庁舎って感じですかな??
洋遊会のきれいどころ?・・・っと失礼・・・ベバリー町長を囲んでパシャッ!町長は正装です。手に持っているのは職位の継承に必要な何かです。・・・・・何か?・・・・・聞き漏らした?・・・・・いや英語が解らなかった・・・・・(^_^;)
建物は新築せずに改築を繰り返すのが地域の習慣です。ギルドホールも最も古い部分は1500年代の建築です。建物全体をご案内いただいた後ホテルに戻ります。
・・・で、またまた昼食(^_^)v
チキンとコーンのマヨネーズ和えオンザじゃがいも!です。右のビールは1パイント(約473t)。左のフォークとナイフを比べれば判るかと思いますが、結構大きいです。・・・・・何とか完食!割と美味しかったです(^_-)-☆
さて午後からは明日に予定されるメイン公演のハルシティホールの下見と準備にハル市に向かいました。
ハル・シティ・ホールです。明日の夜ここでメイン公演です。
ホールの前の通りです。もう見慣れた2階建てバスが走っています。
BBCNewsの取材がありました。夜か翌朝の放映との事で目を皿にして見ましたが・・・・・、結局翌朝の正味20秒程度。しかも、演奏は5秒、あとは今公演の企画者となったハフィショルさんのお話!・・・・・英語はさっぱり解らん・・・・・(^_^;)
BBCNorth(NHKローカルみたいなもの)に放送されました。
・・・というわけで、明日は本公演です。(^O^)/
投稿者:葉二(はふたつ)
at 21 :14
| 雅楽はお好きですか?
| コメント(0 )
| トラックバック(0 )
「洋遊会」英国雅楽公演(其の五)・・・QMS」10/8
いよいよ公演が始まります。本日はヨーク市の南郊にある「Queen Margaret's School」女子校です。日本で言うと中高一貫教育の名門女子校みたいな感じ??
校舎外観ですが、ここに入るまでの通路の左右には、学生が家から連れてきた馬などが放されています。皆さん乗馬は必須科目らしい・・・。
先ずは舞台設営!設営スタッフは洋遊会メンバーと学校スタッフのお兄さん一人!先ずは平台を設営!三間四方で高さ10cmほどの平台は10/10に公演予定のハルシティホールからバラバラに運ばれており、校舎の端の保管場所から移動!
・・・・・
・・・とても立派な平台があった!・・・・・かなり重い!!・・・・・(^_^;)・・・・・ようやくステージに運ぶが・・・・・うまく組み合わない!・・・(T_T)・・・結局一部を切って決着!地敷を張り白布を廻らし、高蘭を組み、後方に楽所幕を張って完成!(^O^)/
お昼です。
ビーフかチキンを選ぶように言われて、私が選んだのはビーフ。ハッシュドビーフでした。付け合せはライスとコーン!・・・・・ハヤシライスじゃ(^_^)v・・・(笑)・・・結構美味かったです。デザートはミックスフルーツ!・・・何種類かのフルーツの中にスターフルーツがあって・・・・・、初めて食べました。・・・・・味は・・・・・微妙・・・。
午後からはチャペル?でワークショップ!授業の空いた学生がやってきて、龍笛、篳篥、笙の体験をします。会場の後方には舞楽装束や面を展示してあります。
ワークショップを終えて、軽い食事を頂いた後は雅楽公演!19:00〜と遅い公演ですがイギリスではごく当たり前だとの事。
一部の始めは左方振鉾(えんぶ)。続いて納曽利!・・・えっ?じゃ右方の振鉾は?・・・残念ながら装束がありません(T_T)
小休止の後の二部は管弦!・・・平調音取、越天楽とお決まりのスタート!続いて抜頭!・・・予定では朗詠の嘉辰が先だったのですが、琵琶奏者が早着替えで蘭陵王を舞うためこの順序に!・・・で最後は嘉辰。後で聞いた所によると、嘉辰が一番受けていたようです・・・・・何故?
三部が舞楽!
先ずは蘭陵王!・・・Fさん早着替えご苦労様!・・・
続いて陪臚!・・・この頃になると、学生さんにも疲れが見えて・・・・・あれあれ前列で横になっている子が・・・・・。全てが興味の有る子ばかりじゃないようです。(T_T)
9時に終了しましたが、これからが又大変!全てを片付け、明後日のハルシティホールに運ぶ準備をしなければなりません。・・・メンバーみんなで頑張りましたよ(^_-)-☆
11時を回ってホテル着(^O^)/・・・・・お疲れ様でした!
投稿者:葉二(はふたつ)
at 23 :07
| 雅楽はお好きですか?
| コメント(2 )
| トラックバック(0 )
「洋遊会」英国雅楽公演(其の四)・・・早朝散歩」10/8
イギリスについて先ず悩まされたのが、・・・・・そう!・・・時差ボケ!!
到着翌日の昨日は午前2時に目が覚め、2日目の今日は4時に目が覚めました。日本ですと5時頃には明らんでくるのですが、イギリスの緯度は北緯55度前後と北海道よりも北にあるため、またサマータイムの終わりの頃のためか暗いです。7時前に漸く赤らんでくるのです。同室のN氏は昨日も暗いうちから散歩に出かけましたが、「夜明けの時間帯は良いぞ!」との事でしたので、私も今日から挑戦(^_^)v
地図を頼りに目的地無しで出かけました。
ホテルを出て何となく右に、・・・で、何となく次の角も右に、・・・細い住宅地を真っ直ぐ真っ直ぐ進むと、変わったアーチがあり思わず撮影。中に入って見ましたが、どうも住宅の雰囲気じゃなかったんで退出!・・・手持ちの地図からははみ出した場所で判らなかったので、後で大きな地図で確認すると「Westwood Hosp」とあり病院の裏口のようでした。
南の方に言ってみようと足を進め、住宅街を抜けた先はメインストリート!狭いですがバスも通ります。この先はホテルへ繋がるのですが、今日は遠回りで反対の方へ歩いて行きます。
図書館がありました。周囲は公共の建物が多かたような???
結構南下したので、東→北と進んでみます。
駅です。・・・・・ここもレンガの外壁です。・・・・・列車は居ませんでした。
そうそう、ベバリーの建物の屋根には煙突が出ています。煙突の数は室内の暖炉の数だそうです。煙突は1本だけのものや、2〜4本まとまったものがあります。
バスステーションです。ちょうど2階建てのバスが着いたところでした。2階建てのバスは最初のうちは珍しかったのですが、イギリスではごく当たり前のようで、ベバリーにもハルにもヨークにも普通に走ってました。
この頃は2階建てのバスを見るたびに、「あ〜イギリスだ〜っ」って感動してました。後ろに「St. Mary's Church」が見えるのでホテルは直ぐそこです。
この後ホテルに帰って、朝風呂&朝食です。
今日は「Queen Margaret's School」でのワークショップと舞楽公演です。
詳細は明日!!・・・?
投稿者:葉二(はふたつ)
at 18 :45
| 雅楽はお好きですか?
| コメント(0 )
| トラックバック(0 )
「洋遊会」英国雅楽公演(其の二)・・・ベバリーの街」10/7
公演の期間宿泊するベバリーは北イングランド・ヨークシャー州の東南部に位置し、イギリスの古いレンガ造りの町並みはまるでテーマパークに居るようです。
宿泊はベバリー唯一?の☆☆☆ホテルの「Beverley Arms Hotel」
ホテルの外観はベバリーの街に合ったレンガ壁で、新しくは無いが洒落た感じのホテルです。
ホテルの向かいには、不思議の国のアリスのモデルになったといわれる「St Mary's Church」があります。
ホテルの前の通りは少々広くなっていますが、中心市街地は狭い通りにレンガの建物が軒並みといった感じです。
到着翌日の10/7には、中心市街のサタデーマーケットで「ベバリー・フード・フェスティバル」が開催されていました。予定では時差解消の休息日でしたが、素晴らしいお天気なので街を散策に!(^O^)/フェスティバル会場ではベバリー町長夫妻も正装で参加されており、2000年にも訪れた他のメンバーは早速ご挨拶。・・・画像では右隅にチョコット写っていますが・・・・・町長の正装は後日披露します。
会場ではBBCラジオの番組も制作されており、公演の宣伝も兼ねて急遽出演することに(^_^;)・・・・・ホテルに程近い会場でしたので、各管2名ずつが楽器を取りに戻って・・・約一名はテレビだと思って、服装も着替えて来ちゃったようでしたが・・・(笑)・・・6人で越天楽を演奏し、後は会長がインタビューを受けました。
・・・・・
まだまだ本題の公演には入りませんが、今日のところはこの辺で・・・
投稿者:葉二(はふたつ)
at 22 :07
| 雅楽はお好きですか?
| コメント(2 )
| トラックバック(0 )