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2007 年2 月22 日

いろいろ言いたいこと〜社保庁年金運用、日銀利上げ、ハーレム集団

1.社会保険庁の解体的出直し〜年金運営は非公務員による公法人日本年金機構に移管

 しかし、非公務員=民間にすれば不祥事が減るのか。多くの金融機関や証券会社にも不祥事は発生しているし、業務改善命令を受けたところも多数ある。要は、「公務員批判」の隠れ蓑を被った民間投資信託会社や外資の年金横取り策ではないのか。

2.日銀利上げ決定

 政府は今回の決定が誤っていたときの結果責任は日銀にあるという。しかし、日銀の結果責任って何だ?今回の利上げによる貸付金利上昇の余波で零細企業が倒産したら誰がどういう責任を取るというのか。総裁が辞任しても倒産の損害は回復できない。総裁が全財産を吐き出して損害を回復すると言うのでない限り、結果責任などと言ったところで無意味だ。かつてのバブルの責任、バブル崩壊の責任を当時の日銀総裁が取ったか。国民生活への影響が多大な金利決定を、国民に対して何の責任も持たない官僚組織に委ねるというシステム自体が問題なのではないのか。

3.昨日のTVで、ハーレム集団から帰ってこない娘さんを、母親が、誰それという人物を使って奪回する一部始終を報道していた。しかし、25歳になって自分の意思で帰ってこない娘さんを、ハーレム集団が自分の家だという娘さんを、無理矢理車に乗せて病院に連れ去ることが、かえって監禁、誘拐にあたるのではないのか。それを「洗脳から解放する」という名目で正当化できるのか。このような番組が放送されているというのは、TVもその共犯ではないのか。刑事裁判で有罪判決を受ければ、その被告人をどんなに非難しても許されるのか。「家族が元に戻ればと願う」との番組のコメントがあったが、本来帰りたいはずの実家に帰らず、そうでないところを自分の家だと言うのには、それぞれにそれなりの原因・事情があるのではないか。それを無視して、家族は一つであるべきという念仏を唱え、しかもその念仏を自力執行することこそ恐ろしいことではないか。それはアメリカのイラク侵攻の愚と同じではないか。

投稿者:ゆかわat 23 :13 | 日記 | コメント(0 )

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