2005 年11 月16 日
京都−厳戒態勢(最終日)
今日、午前中は大阪高裁に行っていた。3時頃京都に帰ってくると、御池通には相変わらずの警察官の集団が徘徊している。歩道の植え込みの中を不審物がないか調べている者もいれば、駐車場の中にも何回も入ってうろうろしている警察官もいる。3時過ぎから姉小路でも警察官の動きが急になり出した。そして、3時半頃、丸太町通りの通行止めが始まった。丸太町通りに出て見ていると、ヘリの騒音がし始め、富小路グラウンドあたりからヘリが何台も飛び立っていった。裁判所の真上あたりを上昇していったのではないだろうか。審理には影響がなかったのだろうか。こんなのは、裁判所には事前に連絡があったのだろうか。もしなかったのだとすれば、内閣総理大臣の司法権への配慮のなさには重大な疑念が残る。帰って来てから夕刊を見たら、午前中に首相とブッシュ大統領は金閣寺に行って、京都御所で日米首脳会談をしていたらしい。ブッシュ大統領は「金閣寺ビューティフル」と言ったということだが、その陰にどれだけ多くの一般観光客が迷惑を被っているのかを、首相も米国大統領もよく考えて欲しいものだ。それとも、そんな下々のことなど、世界秩序、日米関係の前には配慮する必要もないほど微々たるものなのだろうか。
投稿者:ゆかわat 18 :50| ビジネス | コメント(0 ) | トラックバック(0 )