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2010 年12 月19 日

議会制民主主義の機能不全(1)

NHKの朝の連続TV小説「てっぱん」を観る機会が多い。表情が豊かで、どんなときにも笑いがある。先週は、元さんが「自分はいてもいなくてもいい存在」から「存在意味」のある人物に自信を取り戻していくお話。今、世の中で「あってもなくてもいい存在」の一つが地方議会だ。名古屋市の議会リコールはその象徴だった。

確かに私なんかも、「地域主権」時代の自治体を作り上げていくために、自治体職員の法務研修には呼ばれるが、条例を制定する機関である地方議会からは研修に呼ばれたこともない。

自治体の公金の無駄遣いを是正するために住民監査請求をするが、それは住民訴訟を提起するためには監査請求を前置しなければならないからにすぎず、監査請求をして納得のできる判断をもらったことは一度しかない。監査委員の一角を議員選出委員が占めているからだ。

今回の名古屋市のリコール署名にしても、大量の署名を無効扱いにした(河村市長に言わせると「署名の抹殺」をした)のは選挙管理委員会であり、それも議員OBがその一角を占めていることに大きな要因があろう。

しかし、議会は形骸化して「あってもなくてもよい」存在であることだけが問題なのか。

投稿者:ゆかわat 09 :55| ビジネス | コメント(0 )

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