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2011 年06 月11 日

現代行政法講座編集会議

今日は、10月に出版予定の現代行政法講座の編集会議に東京まで行ってきた。どなたの推薦かは分からないが、入札に関する争訟について私が執筆を割り当てられた。考えてみれば、これまで談合住民訴訟や、入札の指名停止の国賠訴訟や、下水処理場の維持管理業務を第三者が請けたのを取り消して自分に契約し直すように求める訴訟を提起したりしてきたから、それらの訴訟で感じてきた疑問をぶつければいいと思って、執筆をお請けした。

編集会議でも、日頃、住民訴訟や情報公開訴訟で感じてきた疑問や悩みを述べてきた。

学者の世界はいいなとつくづく感じた。相手の先生方がどんなに偉い、業績ある先生であっても、まともな質問・意見には耳を傾けてくれる。しかし、裁判所は、全く違う。どんなに正当な指摘や主張をしても(と自分が思っているだけかもしれないが)、全く説得力のない行政の言い分をそのまま採用する。法科大学院にも身を置く二足のわらじを履くことになったが、そのままこっちを本職にしようかな。

投稿者:ゆかわat 18 :08| ビジネス | コメント(0 )

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