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2012 年02 月04 日

真部沖縄防衛局長更迭問題

防衛大臣は3日中に更迭すると言っていたのに、今度は、過去の経過を調べないといけないので処分は先送りにすることにしたという。

選挙介入だとして自衛隊法違反で弁護士が告発したという記事も載っていた。

聞く話の概要だけから考えれば、私も更迭当たり前だろうと思っていた。しかし、防衛局長が何を「講話」したのかを正確に知ってから判断すべきだろうと思って、その「講話」を探しても、また、事の発端になった国会の質問主意書を探しても、情報の探し方が悪いのか、防衛省等の国のホームページを見るだけでは原文がどこに発表されているのか分からない。ようやくたどり着いたのが次のブログだ。

http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/d91fe3548426796408396317e822530c

この「講話」の内容を見るだけでは、はたしてこれが選挙介入であるとか自衛隊法違反だとは言えないように思われる。

ただし、この時期に、親族に選挙権者がいるかどうかを調査したり、その職員を対象に、候補者の氏名や公約を特定して「講話」をするということ自体が選挙介入の誤解を招きかねないということは否定できない。
しかし、だからといって、過去の経緯を調べないと「処分」「更迭」ができないというのも理解できない。
そもそも防衛局長を他の部署に異動させるという「更迭」であれば、不利益処分にはあたらない。選挙対策や沖縄県民の気持ちを考えれば、事の真否ともかく、選挙前に本省審議官等の「管理ポスト」にとりあえずの更迭は当たり前だろう。

また、他のブログを見ていたら、職員労働組合は、特定の組織内候補を推薦しているというものもあった。

よく分からない経過だ。

投稿者:ゆかわat 07 :57| ビジネス | コメント(0 )

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