2012 年07 月04 日
浦河簡易裁判所
今日は、日帰りで浦河簡易裁判所出張。80万円ほどの売掛金の請求。支払ってもらえないのでとにかく支払督促の申し立てをしたら異議が出た。督促異議が出ると通常裁判に移行する。最初から裁判を申し立てれば原告の住所地で申し立てができたのだが、支払督促は相手方住所地が管轄になるので、異議が出た場合も相手方の住所地の裁判所で係属することになる。こちらもは決・債務名義をとることが目的で支払督促の申立てをしたわけではないので、とにかく一度相手方と裁判所で話し合いができれば、ということで、本日の出張に至った。
浦河の裁判所は襟裳岬のすぐ手前だ。昔なら確実に1泊旅行だったが、ピーチとやらができて、レンタカーを使えば日帰りできることが分かった。もっとも日帰りとは言っても、朝は6時前、夜は真夜中の帰宅となるので、日帰りというのも正確ではない。
空港から降りてしばらくは沿道は牛さんの牧場だったが、いつの間にか日高町あたりから馬の牧場ばかりになった。それも隣も全部牧場だ。日高町、新冠町、新ひだか町、浦河町と、海岸線に沿ってもずっと牧場が目についた。牧場が主要産業なのだ。こちらも珍しいが、馬にとっても珍しいらしく、携帯を持って近寄ったら、向こうからも近寄ってくれた。
裁判所は、例によって、没個性の建物だ。手前にある司法書士の先生の建物の方がよほどしゃれていた。でも裁判所に着いて耳を澄ましていると、カモメの鳴き声のほかに、木々の葉のささやきと、あと、何かヒグラシのような鳴き声が聞こえた。
帰りに、浦河郵便局の向かいの藤まんというお寿司屋さんでちらし寿司をいただいて帰った。
投稿者:ゆかわat 18 :26| ビジネス | コメント(0 )