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2013 年02 月20 日

中国の「隠れたルール」

17日の日経新聞の「日曜に考える」のコーナーに中外時評 中国の「隠れたルール」と題する記事が載っていた。 その内容を私なりに理解すると、今回の中国レーダー照射事件も、5年前の冷凍餃子事件も、中国の反応は同じで、まずは否定・反論する、結果的に冷凍餃子事件の時のように中国国内で問題が生じると軌道修正するが、その場合も起訴はするものの公判が開かれたとの情報すらなく、結局は真相解明に力を入れずにうやむやにする、それが決して誤りを認めようとしない中国官僚の条件反射的な対応だということだ。 興味深かったのは、それを「官僚たちが最高権力を握る中国」での「潜規則(法令などに明文化されない隠れたルール)」だと表現していることである。官僚の本質は、中国も日本も同じか。 もっとも、これが官僚としての特質なのか、それとも大陸的な発想なのか今一つ分からないところもある。以前、中国人の刑事事件の弁護をしたことのある弁護士が「彼らは証拠が明白でも絶対認めずに否認する。」と言っていたことを思い出す。

投稿者:ゆかわat 14 :54| ビジネス | コメント(0 )

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