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2013 年03 月07 日

丸源ビル脱税 ビル所有権別会社に分散

6日日経朝刊には、一部テナントビルが登記上、中核企業の不動産管理会社東京商事以外のグループ会社名義になっていたとして。東京商事への賃料収入が集中している実態を隠すことで脱税していたかのような記事が掲載されていた。 しかし、東京商事が実質的所有者なのに不動産登記名義だけを別会社にしていたというが、東京商事以外のグループ会社所有のビルを東京商事が管理をしていただけではないのか。また、テナント賃料収入が東京商事に集約されており、ビルの維持管理費用も東京商事が出していたから東京商事が実質的所有者というが、テナント賃料収入は一旦東京商事が入金し、そこから維持管理費用を差し引きしてビル所有会社に渡していただけだというのではないのか。 警察・検察の主張は、企業経営の実態を知らない者の言うことではないのだろうか。検察の論理では名義の分散はすべて違法で脱税だということになるが、それでは企業経営は成り立たないし、それは節税・経済活動の全否定ではないか。

投稿者:ゆかわat 12 :15| ビジネス | コメント(0 )

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