2016 年01 月06 日
マイナンバー・電子証明書についての失敗談
去年12月になってようやくマイナンバーが通知された。それに同封されていた紙には、マイナンバーカードの交付申請をしても確定申告の期限内に交付されるかどうか分からないので、電子証明書の有効期限が切れる場合は電子証明書の更新をするようにと書かれていた。何のことかいまいちよく分からないので、年内はばたばた仕事も忙しいこともあるし、年明け早々にまだ手が空いているうちに市役所に行けばいいだろうと思っていて、今日、市役所に行った。
そうしたら、何と、電子証明書の更新申請は年内22日までにしないとできないと言われた!ええ?!
それでも、電子証明書の有効期限内であればそのままで確定申告できるといわれたので、私の証明書の有効期限は3月10日までだから、それまでに確定申告すればいいかと思ってひとまず安心した。
しかし、ふと、電子証明書に記載されている私の住所が、引越前の住所であることが気になってきた。これって、もしかして電子証明書の住所の変更もしないといけないのかな?それとも、転居届を出して住民票は異動したから、自動的に電子証明書の住所も変更されているのかな?でも、わざわざ住基ネットまでつないでオンライン化したんだから、当然、転居届という住基手続と連動しているんだろう、と自分なりに考えた。
でも、念のためと思って、市役所にもう一度連絡したら、
何と、住所変更したら、電子証明書は失効していると言われた!
ええ?! でも、去年の確定申告は、引越後に、この電子証明書のままでやってたけど。
今度は、去年のe-taxの電子確定申告が有効なのか気になって、今度は税務署に問い合わせた。そうしたら。普通は引越したら電子証明書は失効するのでそれ電子確定申告は受け付けられないが、事務処理がたまたま遅れていてスルーしたんでしょうねと言われた。それで、じゃあ、今年の確定申告はどうすればいいの?と尋ねたら、書面で確定申告してください。と言われた。
行政法が専門のつもりだったが、手続きはさっぱり分かっていないことにようやく気付いた。
弁護士は、紛争になったらその後始末はできるが、紛争の予防は苦手。離婚する当事者にどうすればいいのかはアドバイスできるが、離婚しないためにどうすればいいのかが分からないのが弁護士ということか。
投稿者:ゆかわat 21 :40| ビジネス | コメント(0 )