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2019 年03 月16 日

ESG投資

今朝の日経新聞に、ESG投資関係の記事が2本載っていた。

1本は、「駆ける投資家魂 ESG投資良き圧力に」 

ニューラル代表夫馬氏の紹介記事として、

「投資の軸が変わり始めている。とにかく利益を稼ぐ企業が選ばれる時代は終わり、環境・社会・企業統治に配慮した経営を評価するESG投資の流れが加速する。」
「ESGはすでに世界の投資のメガトレンドになっている。」
「企業は対応が遅れれば、機関投資家などが投資を手控えするダイベストメント(投資撤退)のリスクが高まる。」
「ESGの潮流を知らないと経営判断を誤るリスクがある。例えば、総合商社は以前、積極的に石炭関連事業に投資していた。だが世界で「脱石炭」の流れが進むなか、三菱商事と三井物産は発電用石炭の鉱山権益の売却を決めた。」
「夫馬はESGはボランティア的に取り組むものでは全くなく、経営の永続のために不可欠な要素だと力を込める。ESG投資のうねりが日本企業を目覚めさせ、世界で戦うための「良き圧力」になることを願っている。」

という。利益よりも、E=環境、S=社会、G=統治を重視して企業経営を行うべき時代になった。否、昔からそれが経営目標であったが、投資家からは評価されなかったのが今は、それが投資家から評価されるようになったということだ。そうしないと、投資が集まらないというのだから、法律家や学者が声を張り上げるより、よほど絶大な効果がある。

投稿者:ゆかわat 10 :17| ビジネス | コメント(0 )

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