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2023 年01 月01 日

明けましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

去年は、弁護士としては行政関係の事件を中心に手掛けてきました。
去年取り扱った事件としては、思い出す順で書き出すと
?固定資産評価の誤りを固定資産税過誤納金返還を求める国賠訴訟として争う事件
?河川法に基づく原因者負担金納付命令取消請求事件(審査請求・抗告訴訟)
?一般廃棄物処理業許可更新処分取消訴訟
?再エネ特措法認定取消処分無効確認請求
?食肉センター(と畜場廃止)に伴う補償金請求事件(現在行政と交渉中・訴訟準備中)
?法定外公共物の適正管理に係る係争
?都市公園法に基づく公園管理施設更新不許可処分取消請求事件
?一般廃棄物処理業委託契約の競争入札導入による打切り補償請求事件
?土地改良後の道路の市道認定請求事件
等がありました。

私は京都で開業していますが、京都外の全国各地の行政と交渉し、全国各地の裁判所で訴訟を提起しています。一般の弁護士からすると、民事事件として取り扱われるものの中でも、私から見ると、その実質は行政事件というものが多くあることに気付きます。そのような事件で、行政事件としての視点を欠いた対応をしていると、解決されるべき事件が適切に解決されないことになります。

その他にも
京都市建築審査会委員として接道要件に係る許可・用途制限に係る許可・建築基準法適用除外
京都府公害審査会委員として公害調停(事業所による騒音・悪臭に係る損害賠償)
などが行政事件として思い返されます。

大阪学院大学では、法学部で地方自治法・環境法を教えたり、大学院で行政法を教えています。
以前は法科大学院で法律実務家を養成するという視点で教えていました(最近では、法科大学院でも公法教育に実務家教員を入れることは少なくなってきたようです。)が、今は社会人として地方自治法・環境法をはじめとする法にどう取り組むかという視点から授業をしています。ですので、日々新聞を賑わしている環境法・地方自治マターを取り上げてどう考えるか、何が問題かを一緒に考えるようにしています。そのため、予習復習が学生以上に大変です。その分、学生にどう教えるかという以上胃自分自身の勉強になっています。

その他、日弁連行政問題対応センター委員長として、月1回程度東京まで行っています。
今年は、それに加えて、次回の日弁連司法シンポジウムのテーマの一つとして「行政内部における法の支配の確立」ということが取り上げられることになった関係で、司法シンポジウム運営委員会副委員長として時間がとられることが多くなりそうです。

投稿者:ゆかわat 22 :39| ビジネス | コメント(0 )

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