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2008 年12 月28 日

湖西道路で5人死傷事故

 27日午前4時頃、湖西道路(大津市仰木町)で車5台、5人死傷事故が発生した。路面が凍結していてワゴン車がスリップして側壁にぶつかって停止したところにに後続車両がつっこんだらしい。私もその6時間前に同じ場所を通った。私は敦賀から京都への帰りだった。京都行きは流れていたが、敦賀行きは長蛇の列だった。

 夕方5時半に敦賀を出たが、北陸道もチェーン規制、名神も八日市から渋滞ということだったので下道を帰ることにした。ところが、いつも通る朽木街道は、昼来たときは通行できたが、雪のため通行止めになっていた。それで161号線を南下することにしたが、白ひげ神社当たりから抜け道もなくなり、渋滞で全く動かなくなった。ときおり対向車が来るから、どこかで事故で片側通行になっているのかと思っていたが、何が原因か、どこから渋滞しているのかさっぱり情報がないから分からない。こういうときのためのVICS情報や道路交通情報だと思うのだが、さっぱり分からない。すると、至る所に大型車両が立ち往生して道路をふさいでいる。近江舞子から湖西道路に上がったが、その途中にも大型タンクローリーが斜めに止まって道路をふさいでいる。先を行くトラックも後輪がスリップして上がるどころか尻を振りながら下がってくる。やっとの思いで湖西道路に入ったら、幸い京都行きは順調に流れたが、敦賀行きはびたっと渋滞していた。大型車両がノーマルで来ているために立ち往生、中にはそこでチェーンを巻いているのもいた。その間に除雪車が入って何の役割も果たせないまま道路にはさらに雪が降り積もっていった。

 除雪作業が全くできていない。警察も交通規制も誘導もしていない。道路情報が京都からもマキノからも何も流れていないから、皆、そのまま道路に進入してくる。湖西道路は、標高の高いところを走っているから、降雪・凍結もする。道路管理者は、道路を常時良好な状態に保つように維持し、修繕し、もつて一般交通に支障を及ぼさないように努める義務があり(道路法42条)、道路の破損、欠壊その他の事由に因り交通が危険であると認められる場合、交通の危険を防止するため、区間を定めて、道路の通行を禁止し、又は制限することができる(道路法46条1項1号) 。この日のような状況であれば、道路管理者である滋賀県はタイヤチェーン規制をしてノーマル車の進入禁止措置をとるべきだった。それをせずに事故や遅延が生じた場合には、滋賀県には損害賠償義務があるのではないか。atagoyama201227


投稿者:ゆかわat 09 :41| ビジネス | コメント(0 )

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