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2009 年01 月01 日

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。

 大晦日の夜、紅白が終わるころから、京の町中にはいくつものお寺から除夜の鐘が鳴り響き、どこからか分からないがカウントダウンの声とともに新年を迎える。いつもは日付が変わると同時に消える京都タワーの灯りも、このときばかりは元旦の空が明るくなるまで灯っている。ここ何年かは7時頃になると東山から朝日がさすのだが、今年ばかりは、不景気を象徴するように、朝日は見れない。北山にはどんよりと雲がかかり、愛宕山は全体に白く雪化粧している。元旦とは元日の朝の最初の太陽の光の意味だそうだ(wikipedia)だが、暗く曇った元旦となった今年は、元旦も訪れずといったところだろうか。

 去年の一番うれしかったことは、離婚事件だったろうか、調停手続を経ることなく交渉で事件が数ヶ月で解決し、その依頼者が日が経つにつれて顔色がよくなり、雰囲気も明るく落ち着き、最後に何度も喜んでもらえたこと。ご本人のみならず、ご家族からも、紹介者からもお礼の言葉をいただいた。今年も、一つ一つの事件を大切にしていきたい。

 去年までは裁判官になることも考えていたため、受任事件も絞り、弁護士一人の家内制手工業の事務所経営をしてきたが、今年からは事務所体制を充実させていこうと思う。齢のせいか、六法や名刺を見ようとすると老眼鏡がないと見えず、手指もしびれ、膝・股関節は痛み、短期記憶も衰えてきて、以前にもまして人の名前が思い出せないことが多くなってきたから、わが事務所も弁護士を増員しようと思う。

 平成18年から京都産業大学ロースクールで公法実務演習(行政法)を秋学期1コマ担当してきたが、今年からもう少しロースクールの活動を増やしていこうと思う。国や自治体のレベルで法治行政・法の支配を進展させていくために重要なことだ。
210101


投稿者:ゆかわat 08 :03| 日記 | コメント(0 )

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