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2009 年05 月27 日

郵便不正 厚労省係長逮捕

 今朝の朝刊に郵便料金割引制度を悪用した郵便法違反事件で、大阪地検特捜部が厚労省の内部決裁文書を偽造したとして厚労省係長を虚偽有印公文書作成・同行使容疑で逮捕したという。

 新聞報道によると、決裁担当者の印影が押された白紙の用紙を使って内部文書を偽造した疑いという。しかし、内部決裁文書は外部に出すことを予定していないのだから、虚偽の「公文書」を作成したとして違法性があるのだろうか。

 そもそも決裁印の押された白紙の起案文書があると言うことは、事実上、当該係長に権限が専決されていたということであって、決裁者も了解しているということだから、印を冒用したということにはならないのではないか。

 無理筋の事件という気がしてならない。

PS 夕刊を見ると、「白山会」代表が「民主党参院議員の事務所関係者を名乗った」と供述しているとの報道がなされているところを見ると、またぞろ、選挙が近づいてきたことを意識しての民主党つぶしだろうか。
 それとも、厚労省捜索をして何かめぼしい物を渉猟することを目的としたがさ目的の逮捕だろうか。

投稿者:ゆかわat 23 :28| ビジネス | コメント(0 )

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