<< 2011/12/21トップページ2011/12/23 >>
2011年12月22日

学生へ

おはようございます。
雨続きの毎日ですね。
石王 誠です。

そろそろ求人活動に入るための準備をしています。
開始がすごく遅くて困ってますが、今年もこのような次第です。忙しいは言い訳です…。
もしももしも、ここに就職希望の方がおられましたら申し訳ございません。

外部の方に樽蔵の存在理由と将来ビジョンを説明するのは難しいです。
又、小さい会社ですので求める人材は結構絞り込みます。
マッチングが難しいですね。

でも素直で勤勉な方で僕たちと想いがマッチすればそれで十分なんです。
仕事は個人の好き嫌い種類が関係なく与えられますから、目の前に現れるやらなければならないことをいかに自分のモノとして処理していけるか、仕事と向き合う姿勢が問われます。

また、仕事に入ると毎日が忙しくて、任せたいと考えたときに必要な道具(パソコン等)や知識(基礎学力等)コミュニケーション(外部との折衝が結構多い)等を勉強したり身に付けたりする時間が取れないかもしれないので最初からきちんと持ち合わせている人が望ましいということもあります。

入社してからすぐに「チミに仕事をまかせる!」なんてことはないっす。
ある程度作業を覚えて仕事を俯瞰できるようになってからです。ですからいつ「任せるタイミング」が来るかわかりません。
スケールの大小もありますが誰でも覚える期間と待つ期間があります。
特に待つ期間は「認めてもらえない?」で不安になり腐ってみたり、周りを気にし始めたりで我慢をしなければならない期間もあります。

しかし、待った挙句その時になって教えた事以外の能力が身についていないとお互いに困るでしょう。だって、任せられないもの…。
又、職場の評価というものは指示された事以外のことがどれだけ出来ているかが本当の評価なので、指示待ちの人だと認めてもらったり任せられる事はちょっと難しいかもしれません。
そして本当のお給金もここから評価されます。

求人活動を通じて考えるのは学歴の偏差値の高さではなく物事に向かい合う姿勢と身に付けたものの内容かなと思います。

例えば、事業を進めるときに1億円の売り上げを望みたいと思えばまず先に1億円分の投資、想いや努力、人の繋がりを充てなければなりません。
それは10億の売上でも100億の売上でも同じことでしょう。事業でも、個人でもまずは先に必要なことは欲しい分、認められたい分の同じ量を先に自分から出さなければ手に入らないという事ですね。

恥ずかしながら僕自身は農業高校卒で、さらによく休んでました。
で、何をしていたかというと平日は家の仕事を手伝い、休日は畜舎や農場で研修(バイト)です(笑)
今ながらすごいなぁと思うのは担任の先生です。
「石王お前は学校で時間を使うよりも、すぐやってくる将来の為の準備に時間を使いなさい。だから学校は最少限度でいい。」
すごい先生でしょ。今でも尊敬申し上げています。
その代わりに卒業してからあちこちの学校や研修勉強に時間を使わなければならなくなりましたが、その意見の通りでした。
将来の僕の希望を笑わず親身になって聞いてくれて、妄想らしきことも具現化の道筋を考えてくれた恩師です。
あーなんか涙出てきた。手紙書こう。

僕は、学歴は自分でつくった実績だと勘違いしている人が多いような気がする。
学費などを自分ですべて調達してきたのならまだ解る。
でも養育されていた時間、スキルを足元にあるお役立ちに使おうともせず見た目の看板や給金比較だけで仕事を探している姿を痛ましく感じるのは僕だけでしょうか。
もっと言えば大体の学歴の実績は、親の実績でしょう。自身ではなく養育に力を注いだ人の実績です。

仕事も本当は沢山あるんです。足元を見れば何でもある。
スキル、能力があれば足元の事を生かせる、伸ばす、皆に広げるといったことができると思います…。
その能力を養う為に長い時間の養育期を過ごすべきだと思ってます。

長い文章になってしまいました。すいません…。

ともあれ、来年良いご縁があればいいなと心から思っています。


投稿者:樽蔵at 06:30 | 日記 | コメント(3) | トラックバック(0)

<< 2011/12/21トップページ2011/12/23 >>
▲このページのトップへ