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2005年11月18日

姉歯

人の名前はいろいろあるものだと思うが、「姉歯」という名前は関係者にとって忘れることのできない、名前になってしまった。

建築構造計算の偽造改ざん事件であるが、仕事をこなすために何千人もの命をあずかる建物に偽造をしようとする、その発想そのものが理解できない。

設計士としては、当然もう2度と仕事をできるはずもないこと、そして万が一事故になったら、という思いはなかったのだろうか。

何でもありの世の中を象徴しているようで、背筋が凍り付く思いだ。

唯一の救いは、事故が起きる前に発覚し、何とか人的被害を回避できたことか。

しかし、賠償金額はホテルやマンションの補強、建て替え、住民の引っ越し、営業補償など、想像もつかない巨額になるだろうが、個人建築設計事務所といった責任能力を考えると、最後は泣き寝入りか?いったいどうなるものか。

辛すぎるぞ!!

投稿者:Hornat 19:57| 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

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