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2006年02月09日

風刺とは

またまたフランスの週刊誌がイスラム教の預言者ムハンマドの風刺漫画を掲載したとのことであるが、「風刺」とはいったいどういうことかと考えてみた。

ヤフーの辞書検索では、

[名](スル)社会や人物の欠点・罪悪を遠回しに批判すること。また、その批判を嘲笑的に表現すること。「―のきいた小説」「時代を―する」

とでてくる。

漫画を見たわけでないのだが、あれだけイスラムの人々が怒るのは、相当「嘲笑」されているのではないだろうか。

メディアの「批判」はあり得るが、「嘲笑」まですることはやはり問題であると思う。しかも他民族のことを。

掲載する方は、「表現の自由」を叫ぶ。
自由であれば何でもありか、と問われれば大多数の人は「NO」であろう。

デンマークの火に油を注ぐようなフランスの出版社のやり方は、どうみても社会の理解は得られないだろう。

全世界で批判の暴動が起こっているが、もともとはペンの暴力が原因。

いずれにしても、これだけの国際的な社会問題に対して日本政府の反応がないのが気になる。

投稿者:Hornat 12:57| 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

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