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2006年10月26日

失神ゲーム?

流行語になっては困ると思うくらい、変な言葉が飛び交っている。

「失神ゲーム」

言葉だけ聞いたときは、そんなに気を失うほど興奮するゲームがあるのかと思った。
しかし、実態はいじめの一種であった。

マスコミも街頭インタビューで、女子高校生たちに、
「失神ゲームって知っていますか。そういったゲームはやったことがありますか?」などと非常識な質問をしている。

ゲームとは、訳せば「試合」とか、「遊び」
今回の行為をゲームと呼んでいるのは、当事者(加害者)たちだけで被害者はゲームと言うだろうか。

報道によれば、数人で後ろから羽交い絞めにしてトイレへ引きずり込み、行っていたという。まさに、これは「犯罪行為」以外の何ものでもない。

被害者は複数回強制させられていたのだろうから、羽交い絞めにされた時点でその後行われることはわかっていたはず。恐怖におののいていたに違いない。

加害者の子供たちは、いじめによる自殺報道がなされている最中にもこういったいじめを繰り返していたことになる。こういった言葉が存在すること自体、特別な事件ではなく、全国で「流行って」いたのではないかとも思われる。背筋が凍りつく思いだ。

彼らに聞いてみたい。「君たちは、まともに同窓会に出ることができますか?」と。

ここ最近は、学校を中心にした問題、事件ばかりの報道が続いている。
子を持つ親として、心配の尽きない日々である。

投稿者:Hornat 23:42| 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

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