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2005年05月16日

新聞記事の誤報か

アメリカ、ニューズウィークによる、「アメリカ兵がコーランをトイレに流した」とした記事により、イスラム地域各国において反米デモが起きている。

これにより、多数の死傷者が出ているとのことであるが、今日の報道ではこの記事は誤報だったと発表された。誤報ではすまされない。
アメリカの新聞報道により、自他の国民を死に追いやったということで、世紀の大誤報、アメリカの汚点として永遠に語り継がれる事件となることは間違いない。

この記事は、1人の記者が曖昧な記憶をもとに書いたもののようだが、それを記事として載せればどういった影響が出るかは、ニューズウィークの関係者も当然判断できたはずだ。チェック能力の無さを露呈したことになるが、亡くなった方や遺族の方々の怒りや無念さは察するにあまりありすぎる。誤報でしたと謝罪すればいいのものではない。

人ごとではない。日本でも、万が一同様のことが起きたらと思うとぞっとする。
こういった場合、刑法上何か規定はあるのだろうか。

昨日も新聞記者についてふれたが、新聞に限らず報道に携わるものは、この事件を他山の石として、もう一度報道とはいかにあるべきか考え直してもらいたい。

本当にいやな気分にさせられた日であった。

投稿者:Hornat 19:14| 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

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